やや無情… 公演情報 やや無情…」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-8件 / 8件中
  • ややねぇ

    再犯を繰り返す受刑者たち、更生教育の名のもと行われる演劇レッスン。
    指導を勤めるのは、崖っぷち劇団の女性演出家。
    受刑者と管理者 双方の思惑と、立ち上がる舞台作品そのものを同時に描く2003年初演作品の改訂再演。



    その他の注意事項など



  • 満足度★★★★

    不朽の名作
    2003年の初演時にくらべて役者はかなり変わりましたが、その役者たちとベテラン組が見事に溶け合って、再び演劇をなすことの意味を見事に表現して見せました。

    不朽の名作になりえる戯曲であり、それらを演じきった役者たちの力量にも瞠目です。

    ネタバレBOX

    劇中劇が本当にしっかりと作られていて、芝居が終わったとき、その外側にいる舞台上の観客(を演じている役者)の最後の表情もとても印象深かったです。

    比較的新しい役者も成長著しく、双数姉妹復活を印象付ける作品だったと思います。
  • 満足度★★★★★

    ソワレ
    刑務所で教育の一環としてはじめられた演劇指導。実際に公演を行うことになり、練習をしていくうちに・・・。

    ネタバレBOX

    ストレートにしんみりな芝居。溜まった感情を内に込めて行く感じ。それだけに切ない感情もどんそん溜まっていって。(仮出所があるとはいえ)何年か先まで運命が決まっているような受刑者に、外界での芝居をさせるというある種の拷問についても徐々に受け入れていくとか、演劇の魔力みたいなものがいいたかった部分もあるのかも。しかし、これから何年間か先の運命が決まっているとしたら、そしてそれが決して自由なものではないとしたら自分は一体どう思うのだろう。
    しかし、劇中劇みたいになっているので、どこまでが真実なのやら・・・。
  • 満足度★★★★★

    言葉が出ない・・・・
    拍手するのをやめたくないほど楽しみました。

  • 4月12日(土)S
    巧いなあ。巧い。

  • 初演に劣らず
    初演と同様、面白かった。

  • 満足度★★★★

    充実したな・・・
    2003年の初演も観劇しているが、全てが新鮮に観えて、充実した観劇になりました。

    初日にも関わらず、クオリティ高かったし、ラストの劇中劇も素晴らしかったけど、初演に感じた「バックボーンが余り感じられない」っていうコトが改善されていなかったのはちと残念でしたね。

    かなり外側のバックボーンも描かれていたけど、あくまでの外側のバックボーンであって、演出家側のバックボーンが弱かったかな・・・

  • 満足度★★★★

    惹きこまれました。
    設定が面白そうだったので、見に行ってきました。
    初めはなかなかその世界に入り込めず、苦しかったのですが
    劇中劇のやりとりが始まったところから、徐々に惹きこまれました。

    ネタバレBOX

    劇中劇のキャラクター心情が徐々に、演じるそれぞれに不思議なモノを残していき、最後の「舞台が中止」との発表の後に続く劇中劇には、劇中劇の台本設定の心情を超えた、演じる囚人当人達の”今までにない新しい感情”を感じる事ができた。時間が経てば経つほど、いい舞台だったと思える作品だと思います。

このページのQRコードです。

拡大