イッツフォーリーズ公演
イッツフォーリーズ公演
実演鑑賞
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2008/04/24 (木) ~ 2008/04/27 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.allstaff.co.jp
期間 | 2008/04/24 (木) ~ 2008/04/27 (日) |
---|---|
劇場 | アトリエフォンテーヌ |
出演 | 左とん平、井上一馬、茂木沙月、津田英佑、金村瞳、水野龍司、井上文彦、小野文子、大塚庸介、関隆宏、中村つむぎ、肱黒尚子、阿野佳与子 |
作曲 | 吉田さとる |
脚本 | 水谷龍二 |
演出 | 鵜山仁 |
料金(1枚あたり) |
5,500円 ~ 5,500円 【発売日】2008/01/18 全席指定 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 昭和の時代も終わりに近づく頃———。その老人が留置場にやってきたのは、就寝時刻をとうに過ぎた夜更けだった。老人は刺子を打った藍木綿の単衣(ひとえ)に、黒の股引(ももひき)姿。下町の古い職人のような身なり。「お情けをこうむりやす。村田松蔵と申しやす。ごらんの通り棺桶に片足つっこんだ老いぼれでござんすが、お見知りおき下さいまし」松蔵は六尺四方から先へは聞こえないという夜盗の声音(こわね)“闇がたり”で、遙かな昔を語り始めた…。 ———時は大正ロマン華やかなりし頃、帝都に名を馳せた義賊“目細の安吉”一家。明治の末に東京市中に手下ニ千人といわれたスリ盗人の大頭目・仕立屋銀次が検挙されたあと、銀次の縄張を預かっていたのが、この目細の安吉こと抜き弁天の安吉親分であった。博打打ちの父親に連れられて、数えで9つになる松蔵は、安吉の元に預けられた。安吉一家には、一家の若頭で気は荒いが情けに弱い、タタキ(説教強盗)を稼業とする寅弥、美人でゲンノマエ(着物の帯に挟んだ紙入れを真っ正面から抜き去るスリ)の達人・振袖おこん、百面相の常次郎がいた。松蔵は、母を病いで亡くし、姉は父親によって吉原へ売られ、その父親は松蔵を預けたあと行方をくらましていた。天涯孤独の身となった松蔵であったが、義理・人情の厚い怪盗たちのもと、強く生きていく決意をする…。 ミュージカル「天切り松」は、浅田次郎原作の同名小説をもとに、2004年イッツフォーリーズが初舞台化、初ミュージカル化した作品です。脚本はジャンルを超え様々な作品を手掛ける水谷龍二。演出は今もっとも演劇界で活躍している演出家のひとり、鵜山仁が担当。そして、主演は松蔵役が自身の分身のようにぴったりとはまっていた左とん平。初演では、キャパ110席とはいえアトリエフォンテーヌの13回公演が売り切れとなり、翌年、会場を紀伊國屋サザンシアターに移し、スケールもアップしての再演を行いました。また、全国の演劇鑑賞会の公演も行い、各地で好評を得ました。 日本人の物の考え方や生き方が、急速に新しくなり始めた時代、大正時代。何もかもが変化していくその時代なか、古き良き江戸の名残ともいえる義理・人情に命をかけた、粋でいなせな怪盗たちの活躍を描いたミュージカル「天切り松」。留置場で若者らに、大正時代の粋な男達の熱い物語を痛快な江戸弁で闇がたりする老人・松蔵役に左とん平を配し、津田英佑、水野龍司、井上文彦の客演陣に加え、イッツフォーリーズのメンバーが手堅く脇を固めます。浅田次郎の痛快無比の小説から抜け出し、ミュージカルという舞台で生を受けた怪盗たちの活躍にご期待下さい。 |
その他注意事項 | 未就学児入場不可 |
スタッフ | 【作詞】佐藤万里、【美術・題字】中嶋八郎、【振付】川西清彦、【照明】森下 泰、【音響】清水吉郎、【衣裳】菊田光次郎、【歌唱指導】山口正義 |
もっと読む