満足度★★★★
なぜこの8人なのか
展開からSFかなと思わせながら、中盤明らかになる事実。そんな状態になったら、そんな事があるかもねと思ってしまう。なぜこの8人だった理由をもう少し描いてもよかったなとか、消えるのちょっと呆気なさすぎ感もあったが、面白かった。
無題1474(15-122)
13:30の回(晴、暑)。
13:00受付(指定席)、開場。BGMはThe Eagles。
逆コの字で奥から客席に向かって傾斜、壁にはいろいろな「物」。斜めになった柱が視界を歪め幾何学的。その間にテーブル(燭台)。
「シュレディンガーの猫」は自然科学の本を読んでいると時々出てきます。簡単に言うと「重なり」「パラドックス」「たくさんの可能性」のようです。
有栖川さん「PARADE~終演の詩(2014/5@pit)」「存ぜぬ快楽(2011/3@ザムザ)」、南さんはひょっとして身体の風景(2014/5@d-倉庫)?
13:20/13:31前説(アナウンス)、13:32開演~14:57終演。
発想と構成はとても面白いのですが、突然「密室」に移動したのに普通の感覚で過ごしている...というのが「?」でした。「CUBE」くらいの緊張感があればなぁ~と思いました。
満足度★★★★★
期待以上
始まった瞬間に、好みの舞台と確信。
パラレルワールドのストーリーは珍しくないけど、
テンポの良さと、キャストの女性陣のバランスが秀逸。
満足度★★★★★
個々の役者の個性が生きた秀作
今日3日の午後、サンモールスタジオで上演中の激嬢ユニットバス第2回公演『シュレディンガーの猫たち』を観に行った。
窓も鏡もない館に自覚無しに集められた葦原樹という漫画家・探検家・保育士・編集者・風俗嬢・大工・CA・主婦の8人の女性たち。8人相互では姿形は違うのだが、彼女たちは実は同じ葦原樹。人生で遭遇する選択肢によって派生した、それぞれの世界に生きてきた同一人物なのだった。
望むものは手に入るが決して出られない館がハコと称されるもので、実は集められた8人は現実の世界では今意識のない瀕死の状態であり、8人に内1人だけが最後に残り生き返るという事を知り、8人はそれぞれ自分が最後の1人になろうとする。お互いがお互いの人生の隠された過去や悲しみ・喜び・悩みを暴きあう。そして、最後に残って生き返ることになるのは・・・・・
まだ公演が残っているのでネタバレはやめておこう。
この個々の人生が暴かれる過程で、それぞれの役に扮した役者たちの個性がうまい具合に発揮され、観客から笑いや涙を起こさせるこの劇団の素晴らしさは、第1回公演以上の出来栄えではなかろうか。今回特に演技的に関心したのは、有栖川ソワレの演技に対する凄みと、ラストシーンで本物の涙を流しての演技が光っていた関根麻帆。
そのほか、うえのやまさおりも、1回公演同様に上手さが感じられた。
脚本や演出も良いのだろうが、この劇団、役者同士の演技のバランス感覚も素晴らしいなぁ。
この先も見続けていきたい劇団である。
満足度★★★★★
面白かった!
予約もせずに行ったのですが、なんとか通路席で観劇!
話は面白くサスペンスタッチでドキドキ!
観れて良かった!
最後はホロリとさせられた~!!
素敵な舞台でした!