満足度★★★
お月さまとは?
初めての団体様で短編集を見るのも初めて、もちろん原作も知らないという無知な状態で観劇(14:30分公演)。
こじんまりとした中で、アットホームな感じで進んでいきました。
照明が作品にすごくマッチしていて幻想的な雰囲気を醸し出されていました。
最後の歌が作品の締めにはぴったり。
声が聞き取りづらいところがあったのが気になりました。
満足度★★★★
USA
「月の輝く夜に」でアカデミー脚本賞を受賞したJ・Pシャンリィ初戯曲集のうちから『喜びの孤独な衝動』「どん底」「お月さまへようこそ」「星降る夜に出掛けよう」4作をチョイス、オムニバス形式で上演した。
何れもアメリカのマイノリティーについての物語だが、キリスト教原理主義の影響が非情に強いアメリカ社会で、同時にインテグリティーを求められるマイノリティー個々の姿を通して、プロパガンダを散々利用したアメリカの国家経営や、ゴッドブレスユー的価値観維持の持つグロテスクで滑稽な社会を寂しく笑っているような作品群である。