満足度★★★★★
全く違和を感じさせない伏線とその回収が鮮やか
自主映画の撮影グループ、調査研究に訪れた教授と助手、廃墟マニアなどが偶然会した廃屋で起こる恐ろしい出来事…。
序盤はコミカルながら次第に「御約束」的なホラーに移行して、さらに…という構成が見事。
一通り物語を見せてからの後半は謂わば「謎解き」で、起きたことの裏を見せて観客を納得させる…というか笑わせる。
実は前半に伏線があれこれ張られていて次々にそれを回収してゆくのだが、その伏線が物語の進行に全く違和を感じさせないのが鮮やか。
最後の1シーンも画竜点睛を打つ感じ。