満足度★★★★★
脚本がすごい
軸となるストーリーは、無駄のない緻密に計算された素晴らしい脚本でした。そこに笑いを肉付けすることで飽きさせることのない完璧な演出、「すごい」の一言です。
満足度★★★★
ミスディレクションの嵐に拍手
シリアス志向とは聞いていましたが、思った以上にミステリー仕立ての感が強かったですね。時間軸の並べ方も配役もシーンの重ね合わせも、色々と巧妙にミスディレクションを誘っていて、「負けないぞー」って楽しく頭を働かせる90分でした。実際、観ている最中、私はかなり思考が迷走して、最後まで見終わった今思うと赤面モノです(笑)
そして今や、すっかりアベの心境になってしまっており、「図に書くとこう!(笑)」って感じに相関図に整理したり、リアルの時歴に戻したりと頭の中を整理しています。どうも一人/単一の動機では納得がいかず、また時間の経過による心境の変化も加味せねば辻褄が合わないような気がして・・・はっきり言って、天野さんの掌の上で踊らされている感あり。パンフで曰く『雑な部分に、楽しむヒントを残した』 を私は実践して楽しんでいるということになるのだろうか・・・。結局、真相は闇の中?、「真実はいつも一つ!・・・とは限らない」ってやつ?(笑)
満足度★★★★★
意外な本格派ミステリーに感嘆
何の予備知識もなく、タイトルから連想されるコミカルな演劇を期待?して鑑賞。
ところがどっこい冒頭から自死という衝撃の展開。複雑に絡み合う人間模様を軸に、謎が謎を呼ぶ本格派ミステリーを堪能しました。面白かったです。多謝。