揺籃 公演情報 揺籃」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    揺り椅子
    揺り椅子、リンゴ、それから家族。
    崩壊した家族と愛人たちのぶつかり合い、しかし、最後に泣かせてくれました。
    やっぱり家族。
    想いが伝わってきました。
    良かったです。

  • 満足度★★★★

    椅子に深い意味があるのね。
    最初は、ちょっと暗い雰囲気なのかな・・と思った。いろいろなエピソードが盛り込まれ、それが繋がって・・どんどん引き込まれて行った。
    「椅子に腰掛けるべからず」ってのは、なるほどね~って感じ。
    滑舌がよい方が多く、一言一言、大切に話されていて、聴き心地がよかった。できれば、台詞のカミカミがなければ・・。

    ネタバレBOX

    演出のひとつなので、仕方ないことだと思うのですが、明るい中での、セットチェンジ嫌いです。
    ブルーのライトを3つだけつけて、後は消す。これが、セットチェンジ中。
    それだけでも、十分何をしてるか見えるし、わざと見せてる。
    何故、それをゆっくり見せる必要があるのか、私には理解できない。
  • 満足度★★★★

    香り高い舞台
    この劇団、口跡が美しいとでもいうのか、「そっか・・・・」「そうか・・・・」こんな相槌一つでも余韻に富んでいて、きれいな台詞回しに聞き惚れました。家具に込められた家族への思いなど、脚本が泣かせますね。揺り椅子の男性を巡る女性の細やかな心理描写が秀逸で、この劇団にしか作れない世界を堪能しました。また衣装も細かい。訃報を受け、慌ててやって来た様子の伺える、長女の少しちぐはぐな衣装や(スカートが紺色・・・・)ストーリーの展開によってだんだん体の露出度が多くなる近所の女性など、いかにも女性中心の劇団らしい。それにしても、オンブラ・マイ・フが美しくはまっていましたね。最後のこの曲で場内感泣の嵐。また、お茶やカルヴァドスを飲むシーンなど、香りが漂ってくるような素晴らしい演技でした。(こういうの香り高いとは言わないのかな?)

    ネタバレBOX

    上記のようにベタ褒めしておいて、なぜ星5つでは無いのかというと、美術や照明が少し残念でした。特に机と四つの椅子。揺り椅子に較べると新品に見えた。エイジングしておくべきでしたね。家族の思い出がつまっているのだもの。照明については、以前映像とのコラージュ劇を見た記憶があったので、風に揺れる葉陰か何か、特に回想シーンなどで欲しかった。東京にはたくさんの劇団があるけれど、中には明らかにヴィジュアルや芸術性を意識した劇団もあり、観客を演技と脚本で感動させ、さらに芸術性で酔わせる、ということまでやってのける。この劇団にもやって欲しいなぁ・・・・。小さな劇場で制約も多いでしょうが、この劇団ならきっと出来たと思います。
  • 満足度★★★★

    繰り返す時間・・
    序盤は湿っぽい作りに辟易したが、俳優陣の熱演に徐々に引き込まれていきました。とても良質な家族の在り方を問う群像劇。

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