満足度★★★★
揺り椅子
揺り椅子、リンゴ、それから家族。
崩壊した家族と愛人たちのぶつかり合い、しかし、最後に泣かせてくれました。
やっぱり家族。
想いが伝わってきました。
良かったです。
満足度★★★★
椅子に深い意味があるのね。
最初は、ちょっと暗い雰囲気なのかな・・と思った。いろいろなエピソードが盛り込まれ、それが繋がって・・どんどん引き込まれて行った。
「椅子に腰掛けるべからず」ってのは、なるほどね~って感じ。
滑舌がよい方が多く、一言一言、大切に話されていて、聴き心地がよかった。できれば、台詞のカミカミがなければ・・。
満足度★★★★
香り高い舞台
この劇団、口跡が美しいとでもいうのか、「そっか・・・・」「そうか・・・・」こんな相槌一つでも余韻に富んでいて、きれいな台詞回しに聞き惚れました。家具に込められた家族への思いなど、脚本が泣かせますね。揺り椅子の男性を巡る女性の細やかな心理描写が秀逸で、この劇団にしか作れない世界を堪能しました。また衣装も細かい。訃報を受け、慌ててやって来た様子の伺える、長女の少しちぐはぐな衣装や(スカートが紺色・・・・)ストーリーの展開によってだんだん体の露出度が多くなる近所の女性など、いかにも女性中心の劇団らしい。それにしても、オンブラ・マイ・フが美しくはまっていましたね。最後のこの曲で場内感泣の嵐。また、お茶やカルヴァドスを飲むシーンなど、香りが漂ってくるような素晴らしい演技でした。(こういうの香り高いとは言わないのかな?)