期待度♪♪♪♪♪
日本という異常
今更言う迄もないことだが、日本は異常な国である。近隣諸国と敵対し、地球の反対側にあるような国の植民地として、機能している己の姿を見ようともせず、ユーラシア大陸を飛び越えて西ヨーロッパの国々とも仲良しのフリをする。ドイツは兎も角として、大抵のヨーロッパ人は、日本人など揶揄の対象でしかあるまい。それもそのはず。一切、独立国としての体を為していないのだから。自民党が隠そうとし続けてきたのは、まさしくその情けない事実なのである。ただ、バブル崩壊までは、多少の金があり、その金に集まる人々が居ただけだろう。蜜に多くの虫が引き寄せられるように。
但し、これらの事実に気付き、それ故に傷つき世界をアイロニカルに捉えるようになった日本人の中には、矢張り、自国のマフィアに頼み、来日してきた人々の苦悩を知る者もあろう。今作では、フィリピンの女性ということになっているが、一時、中国、ベトナム、韓国など、多くの国から女性がやってきていた。ソ連崩壊後のロシアからも。
この「国」の異常性に根差した哀切な作品を期待する。
期待度♪♪♪♪♪
陰の問題!
介護問題は常に大きな問題として取り上げられてはいる。しかし、そこに絡んだ陰の社会問題はあまり表にでてこない。そんな問題を提議する森井氏の新作はとても興味深い。是非とも観たいです。
期待度♪♪♪♪♪
“森井 睦”氏の世界
この物語を通して、“社会の中での演劇の持つ意味を考えながらの作品を創り続けてきた社会派劇作家”と云われる“森井 睦”氏の世界に触れてみたい。
期待度♪♪♪♪♪
骨太な芝居か
ダークな匂いがする中、哀しい恋愛感情が芽生えた先にある結末は…とても気になる。また、国際的な問題がどう絡んでくるのか。単なる男と女の物語ではないだろう。哀切という身近な感情を中心にしつつ、それを取り巻くスケールの大きな芝居が期待できそうである。ぜひ観劇したい。
期待度♪♪♪♪
金と人間
経済政策が国の最重要課題として、その国の価値も「格付け」という客観的な評価で公表されている現代。
その金に振り回される人生(国民生活)とは何なのか?
心の在り様に期待。