【Dance in Asia 台北・凱旋公演!】ILLUSION〜記憶喪失で鈍痛中のテンプル〜 公演情報 【Dance in Asia 台北・凱旋公演!】ILLUSION〜記憶喪失で鈍痛中のテンプル〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    時間を置くほどに
    これも昨年の種子から育った作品。でも,印象がかなり違っていたような気がする。最初から,こういう実がなることを考えていたわけではないだろうけど,面白く楽しく感じた。観劇直後は単にへーって思っただけであるが,昨年の種子を思い出してみたいするうちに,いろいろな思いがわいてきて,時間を置くほどに味わいが出てきたような気がする。言語と文化の違いから,芝居の意図,表現も結構違ってくる。それを実感しただけでも収穫のあった観劇と思う。

  • 満足度★★★

    意味のあるナンセンス
    東京と台北、演劇とダンスのコラボレーションを安易な所に落ち着かせず、敢えてそのまま舞台に乗せたような取り留めの無さが新鮮でした。

    東京の役者3人と台北のダンサー3人がある場所に連れて来られ、コミュニケーションを取ろうとしても上手く行かず、外にも出られない状況を描いていました。昨年のアジア舞台芸術祭のテーマだった「米」を引き継いだ内容で、異文化コミュニケーションの難しさが支離滅裂な展開の中に表現されていました。日本語、中国語、英語、字幕が錯綜してカオスになっていく様子が圧巻でした。
    『ゴドーを待ちながら』や『ハムレット』の引用があったり、駄洒落的に宮城聡さん、平田オリザさん、青年団、早稲田大学の名前を持ち出したりして、表層的には悪ふざけに見える中に国際文化交流や舞台芸術に対しての批評性が見え隠れするのがスリリングでした。

    宙吊りシーンのワイヤー装着の為に舞台下手にブースが設けられていたり、ラストに客席に向かってテープ発射装置を用いたりと、敢えて一発芸的なことにお金を掛けているのが楽しかったです。

  • 満足度★★★

    よかった
    独特の雰囲気があり、よかった。笑いもあって、強いメッセ-ジも感じられた。

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