満足度★★★★★
人魚の恋の結末
鈴ちーむ観劇。
昔から知ってる童話の人魚姫のベーシックな部分と、いしだ壱成さん演じる西の魔女を主軸とした人魚の恋の顛末。
人魚姫役の麻尋えりかさんは、表情豊かでクルクル跳ね回る姿がとても可愛らしく、その天真爛漫さはまさに童話の人魚姫そのもの。
でも実はその童話の裏には、沢山の人(人魚)の想いが…。
ニンギョヒメとしての展開は、人魚姫が基本なだけに、きっとこんな風な流れになるんだろうなぁって思えてしまう部分はありましたが、それでも、予想できてたとしても目が離せない。
どうなるか分かってても何度でも読み返した、童話の根本的な中毒性というか魅力はニンギョヒメにもありました。
童話の人魚姫は最後、泡になって消えてしまうお話。
ニンギョヒメの人魚姫は、ニンギョヒメはどんな結末を迎えるのか、吸水性抜群のハンカチ携行の上で、その行方を見守ってきて下さい。
相鉄本多劇場、最後を締めくくる素晴らしい舞台でした!