満足度★★★★
舞台が
広くて深くて、空間を充分に楽しめた。江口のりこさんがこんなに上手くなったのかということが一番の印象。ハッピーエンドではない物語の凄みを感じた。
満足度★★★
東北弁が
セリフが東北弁なので、途中分からない単語もあって、難しかったです。
ですが、役者さんがみんな演技派の方々なので、とても見応えがありました。
満足度★★
見てきました
お話としては、 あまりおもしろい物ではありませんでした。 ギャーギャーと大声で お互いを罵倒するようなシーンが多く なんだか見ていて疲れてしまいました。
ただ、 鈴木京香さんの演技は とてもすばらしかったと思います。
2.5点
満足度★★★★
イタチとは、食肉(ネコ)目イタチ科の哺乳類。
体は細く、脚が短く、尾は長い。
夜行性でネズミやニワトリ、昆虫などを捕食する。
また、敵に襲われると肛門腺から悪臭を放って逃げる・・・・・。
つまり旧家という馳走をめぐる鼬どもの食い争いという意味なのでしょうな、
と感じた約2時間半(15分の休憩を挟んだ全2幕)。
そりゃ~欲しくなるなぁと思わせる旧家の母屋内を模した高くて奥行きのある囲炉裏端の舞台セットと、俳優陣の熱演が凄かったです。
客層は高年齢でしたが、マナーの悪い客が珍しくいなかったのに驚かされました。
満足度★★
後頭部越しの観劇
1階前方席の段差のない座席からの観劇。
今回のような奥行きがあり倉庫のような蔵みたいな高さ、木造セットに上がり框みたいな段差はなく、舞台とほぼ平行の見せ方。
草履または裸足、正坐やあぐらかいての場面も多く、その際、前方の観客の後頭部で舞台が遮られる為ほとんど舞台が見えなくなり、体をずらしながら見てもあまり変化なく、結局、役者の演技が見えないことが多く、主に声だけ聞いてた舞台観劇、まるでラジオドラマ聞いているみたいだった。
もう少し舞台効果に工夫をしていただきたかった。
隙間から見えた白石さんと鈴木さんの迫力は凄かった。
満足度★★★
女の闘い
昭和初期の東北の村を舞台に人々の欲や健かさが描かれていて、女性の強さが際立つ作品でした。
借金の抵当に入った屋敷を巡って人々が群がるところに、十年前に村を出ていった先代の家主の娘と、南洋に出稼ぎに行っている現在の当主である男が帰って来て秘密の約束をすることから話が動き出し、それぞれの思惑が明らかになっていく物語でした。
奇を衒った手法を用いずに役者の演技をじっくり見せるタイプのストレートな演出で、鈴木京香さんと白石加代子さん、峯村リエさん、江口のりこさんとの凄味のある対話に引き込まれました。
男性陣はコミカルだったりどこか抜けていたりと、女性のキャラクターと対照的でした。
奥行きがある空間に存在感がある大きな柱・梁が配された舞台美術が印象的で、独特の空気感を生み出していました。
照明は室内らしくない人工的なライティングをしていましたが、抑制が利いていて不自然さを感じさせなかったのが良かったです。
BGMは最初と最後と転換の時だけ用いられていましたが、転換時の曲が洋風だったのには違和感を覚え、全部和風にした方が良いと思いました。