満足度★★★★★
6人全部見たくなる。
シンプルな舞台の中、母と娘の物語。
娘は娘の世界で悩みながら、それでも前を向いて生きている。
そして母を案じている。
母親の想いが語られるのはセリフによってではない。
その演出の秀逸さ。
軽妙なテンポでありながら、骨太なメッセージがしっかりと伝わってくるのは、流石としか言いようがない。
2人を見守る黒衣のお友達?は、ほとんど即興らしい。
その場その場で、パッと上手く演じられて初めわからなかったが、2回目、3回目、それとわかってからの方が楽しめた。
クジ引きの役割当てといい、この即興感はまさに舞台の醍醐味とも言える。
娘役6人全部見たいけど、なにしろクジなので、1ヶ月くらいロングランやって欲しい感じ。
多分、何度見ても楽しそう。
音楽も、衣装もステキ。
満足度★★★★
年代層によって印象が違うかも…
観る年代層によって受け止め方に濃淡がある公演だと思う。アフタートークでも話していたが、「みなしごハッチ」(両親が亡くなっている)の劇団員も数人いるとのこと。そう言えば、キャストの年齢層も高いような…。しかし、髭(ひげ)ダンスのようなコミカルな動作での登場に、年齢のわりには、お茶目(失礼)な印象を受けた。
満足度★★★★
さすがの40周年!
主演の老婦人(三国トキ)には“芹川藍”さん、
そして、今回の娘(カヲル)役はクジ引きで“森本恵美”さんに決定。
基本、この二人での二人芝居で、
他の役者さんたちは物語に華(笑)を添えるという舞台。
40年のキャリアを感じさせる“芹川藍”さんの演技は素晴らしく、
“森本恵美”さんも好演で、まるで本当の母娘のように見える。
約120分の舞台、音楽の使い方もいい感じで、素晴らしい作品。
とても楽しめた。
アフタートークも面白かった。
満足度★★★
勘違いしてました
20数年ぶりの青い鳥でした。皆さんいい感じで年齢を重ねられ、観客もまたそれなりの年代にスライドして(もちろん私も)、共感できる舞台だったと思います。ただちょっとインパクトが足りなかったような気もします。
満足度★★★
長生きしてね!
40周年迎えおめでとうございます。
60代が中心の劇団、今後も味のある芝居続けていってほしいです。
実年齢に近いを母と娘の役をそのまま演じている姿は、自分の境遇と重ねる人も多いと思います。
特に老婦人役の芹川藍さんのボケているのかいないのか微妙な所が印象的!