期間 |
2014/11/17 (月) ~ 2014/11/17 (月)
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劇場 |
WWW
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出演 |
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脚本 |
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演出 |
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料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円
【発売日】2014/08/30
前売 2,500円/当日 3,000円
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公式/劇場サイト |
http://www.soundlivetokyo.com/2014/connors_haino.html
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
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タイムテーブル |
11月17日(月)19:00開場/19:30開演 |
説明 |
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その他注意事項 |
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スタッフ |
裁かるゝジャンヌ — ローレン・コナーズ + 灰野敬二
「理想的な沈黙」を凌ぐ音
カール・テオドア・ドライヤー監督は、自作『裁かるゝジャンヌ』(1928)がオーケストラや弁士なしで無音で上映されることを理想としていたといいます。しかし約70年後、「『政府』『教会』あるいは何と呼んでもいいが、人間たちの頭脳の間でやりとりされる中で起きる、神的原理の歪曲」(アントナン・アルトー)の犠牲者としてのジャンヌ・ダルクを描くこの傑作の極限的な表現の内奥を「聴こえる」ものにしようとするアーティストが出現。活動初期からすでに自身のレーベルを「St. Joan(聖ジャンヌ)」と名づけていた、前衛ブルース・ギタリストとも言うべきローレン・コナーズは、2001年に満を持して『裁かるゝジャンヌ』のサウンドトラックに取り組み、2012年には、デンマークで保存されていたオリジナルからデジタル処理を通して復元された最新版にコナーズの音楽を加えたBlu-Ray/DVDセットが発売されました。今回、パーキンソン病を患い長距離移動に危険が伴うコナーズを招聘することは敢えてせず、地元ブルックリンの実験的パフォーマンス・センターIssue Project Roomで、映画が上映される中で演奏してもらいます。そしてインターネットを用いて映像と音を送り出し、東京ではもう一人の真の前衛ブルース・ギタリスト、灰野敬二が映画とコナーズの音を迎え撃ちます。ブルックリン/東京間の同期にわずかな遅延が生じますが、2人は時差や遅延も含めて「演奏」してしまうことでしょう。このために使わなかったらインターネットなど何のためにあるのか!? 同期をできる限り正確にするため、フィルムではなくデジタル上映になりますが、無声映画時代の上映速度と言われる20コマ/秒相当での上映で、本来の映像表現を引き出します。日本語/英語字幕つき。中世から現代を貫き、宗教的・政治的テーマとブルースの根源を共振させ、「理想的な沈黙」を凌駕する「音」を紡ぎ出す2人のパフォーマンスをぜひ目撃してください! |