満足度★★★
北チームを観劇
状況は映画『スピード』のまんまだがヒーローが解決するのではなく、各乗客それぞれにドラマ・悩み・バックグラウンドがあり…というところが独自で、まさに「オムニバス」の語源そのもの。
ほとんどがバスの車内シーンで、キャスターのついた事務用椅子をバスの座席として使うのがミソ。速度の増減やカーブでのGのかかった表現が見事なだけでなく、惑星ピスタチオなどのように、アングルを変えて見せることもできるというシカケ。
なお、いささかムチャな部分があり、笑いのスパイスではあるのだが、全体のトーンから浮いている感があったのは否めず。