ジャングル ~柔和なジャングルの猛者~ 公演情報 ジャングル ~柔和なジャングルの猛者~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    熱演でした☆
    書くの遅くなりましたが(>_<)とても面白かったです!
    何もない空間に、沢山の情景が広がりましたー。沢山のマイムや動作も圧巻でした。…段取りを覚えるだけでも自分には無理だ、とw
    皆さんの熱演が素敵でした!

    ネタバレBOX

    体調崩した際に、色々と都合つけていただきました…本当にスミマセン、ありがとうございました(>_<;)
  • 満足度★★★★

    翔るような
    舞台セットは無いに等しいから、キャストの演技力に状況説明がかかっているが、見事に広がりのある世界観をイメージさせてくれた。

    ネタバレBOX

    タイトルそのもので、ジャンル内をある目的のために駆けめぐる。その集団は色々な思惑が絡む国際組織で、冒頭、そのスケールの大きさを示す名前が列挙(紹介)される。ほぼ素舞台にキャストが駆け回る姿は、さもジャンルを疾風する様である。その間に民族平和、共存共栄、環境保全、資源保護…等という時事ネタ、世界情勢・問題の題材が炙り出され、観客へその問いを投げかけているようだ。
    芝居はテンポよく進むが、いつも足が動き(野営の時だけが止まった)、緩急がなく一本調子になっていたと思う。もう少しメリハリを利かせた方が落ち着いて観られる。
    なお、前説同様の諸注意は、本編では不要だと思うが。

    今後の公演にも期待しております。
  • 満足度★★★

    ジャングル≒小世界
    前説と本編上演前でまた注意事項!
    勘弁してよ、同じこと何度も言っての開演引き延ばし!
    正直に理由を言ったほうがいいんじゃないの!
    芝居も無駄にもったいぶる場面や台詞が目立つ!
    やたら走っている場面ばかりが頭に浮かぶ!
    もっとコンパクトにできるんじゃないかなー。
    照明の使い方は良かったと思う!

    ネタバレBOX

    出たり入ったり役者は疲れて、台詞が・・・。
  • 満足度★★★★★

    見えない小道具に魅せられる。
    初観劇の劇団さんでしたが、良い意味で驚きました。
    まず、脚本が面白い!時事ネタや世界情勢、現代社会の問題点など風刺的に捉えられているが、笑いの要素も多いので重くなりすぎず見ていて楽しい。そして役者さん達が皆さん熱演で、複数の役を演じられているが、その演出を含めお見事でした。
    公演中なので、以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    舞台上には、ほとんど何もなく、いくつかの四角い箱だけ。ですが、その箱しか使わずに、役者さんの動きや視線だけで多くの小道具を魅せてくれる。
    カヌー(カノア)、食べ物、銃器、木の枝や蔦、そしてヘリコプターまで。
    余談ですが、帝劇のミス・サイゴンで実物大のヘリコプターを見て楽しみましたが、個人的にはこちらのヘリの方が好きですね(笑)

    ジャングルの各部族も魅力的で、特にサル族がお気に入りでした。手の動きで魅せるスピード感が良いですね。
    ピダハーンの「チュウィッチュ」(合ってるかな?)のシーンはとても好きです。

    次回以降も是非観たい劇団さんで、本作品が観れて良かったです。
  • 満足度★★★★

    ちょっとゴチャゴチャ感はあるものの・・・
    見事な演出,ストーリー,そして演技でした。そうか,一見何もない舞台は,あーいう風に使うためだったのね。縦横無尽に迫力満点,躍動感にあふれた役者さんの動き。物語もウィットに富み,世界情勢を盛り込んで,納得させられてしまいます。それにしても,役者さん疲れるだろうなぁ。疾走もさることながら,一人何役もこなし,緊張感もハンパないと思います。ちょっとゴチャゴチャしてて,途中まではわかり辛かったこと,これまでの作品を観ていないのでサイドストーリーというか,わからない状況があったことは難ですが,全体としてとても楽しめた,面白い舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    深いな~
    IQのお芝居はだいたい好きなのだが、今回の作品は本当によかった。

    パワーマイムのおもしろさも存分に味わえたし、今回は特に一人で複数の役を演じる手法(これ、なんだか名前があったと思うが思い出せません、ご存知の方教えてください)の演出がよくて、おもしろかった。

    ばかばかしい設定の中に、風刺や問題提起が無理なく組み込まれ、観終わった後の気持ちのよいカタルシス、IQならではの魅力をたっぷり味あわせていただいた。

    ネタバレBOX

    今回見ていて感じたことはキャラクター(部族)がそれぞれとても魅力的だったこと、
    中でもサル族、ダチョウ族のパフォーマンスは大好き。
    トマレ族のしょうもなさに笑い、ピダハーン族の存在に心あたたまるものを感じ、アマゾーンネスにうまれた男の子の処遇の采配に心打たれた。

    後日追記するかもしれないけれど。
  • 満足度★★★★★

    doisuru
    一見、おちゃらけているが。実に鋭い。現代の収奪の在り様の本質と、基本的対応を示した知恵のある作品。背景にある醒めた視点と現代社会の分析の鋭さに驚かされた。(追記2014.12.20)

    ネタバレBOX

    今作の作家と別々のニュースソースから、似た結論に達した。これは、少し考えてみる必要がある。敵は誰か? についてである。ヤバイ話はたくさんある。アメリカがイラクやアフガニスタンを攻撃する際、口実に使ったアル・カイーダ関与説。無論9.11に関してである。然し、同じ9.11は、アメリカによるアジェンデ政権崩落の日でもあるが、どれだけの日本人が、9.11にアジェンデ政権が、アメリカの周到なテロ計画の下で倒されたかを知っていよう。アメリカだけではない。日本人の殆どがまるで知らないイスラエルのテロに就いても、彼らが、アメリカ軍がファルージャ攻撃等で用いた戦法をイスラエルから派遣された軍事オブザーバーによって学んだことも。アメリカ軍の攻撃は、イスラエルが、ジェニンで行ったやり方を基本的に踏襲している。このことを知るべきである。
    アメリカの植民地である日本に関しても言っておこうか。ユーラシア大陸の西の外れと東の外れにアメリカは、テロ・プロパガンダの先生とどんな無理も聞く舎弟を持っている。未だ、中国もソ連も、直接アメリカに届くICBMを持っていなかった時代に、アメリカは沖縄に1300発の核弾頭を持ち込み、何時でも、日本の何処へでも持って行ける体制を整えていた。非核三原則など、無論、マヤカシである。憲法9条2項も、沖縄の軍事基地化と抱き合わせで考えられていたことは、アメリカの秘密指定文書が、解除期限を迎えて公開されている以上、外務省、現防衛省が否定しようが、すまいが事実と考えられる。日本の伝統的な為政者の態度が、三匹の猿で象徴されている通りであることは今更言う迄もない。
    更に付け加えておくならば、最近、新聞紙上でよく見かける“イスラム国”についても、彼らを生み出したのは、米英を中心としたイラク戦争であったことは、注意しておきたい。以前にも書いたが、イスラム国創設メンバーの中に、旧イラク軍の軍人や、フセイン政権下の官僚などが結構居たのである。だから、国家機能をそのノウハウを用いて立ち上げ、維持する能力を持つのである。現に、日本では殆ど報道されていないが、彼らは支配地域での医療、教育、福祉などでも、その能力を発揮しているのだ。ただ、戦争を仕掛けるだけの米を中心とする国家テロ推進者より、民衆にとってどちらが+と映るか。言う迄もあるまい。

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