満足度★★★
幻惑されっ放し
『空中ブランコ』では控えめだった反動か(笑)倉持裕の持ち味が存分に発揮され、まどろみかけて見ている幻想・夢想では?とか、複数の人物は実は複数の人格なのではないか?とか、観ながらあれこれ想像が膨らんで、観客として幻惑されっ放し。
満足度★★★★
倉持ワールド
販売していたプログラムの対談のページを読んでいたおかげか、わりと、スっと、観ることができました。
冒頭の会話からして「狂」なんですよね~♪
癖になる作品です。
満足度★
消化不良・・・
時間軸の構成が不明解で、少々のめり込めないままで終わりましたね・・・
役者さんは期待していたレベルで良いのですが、
作品的に難あり、ってトコロですね。
パンフで倉持氏いわく「ホラー」らしいのですが、
それは残念ながら感じられませんでしたねぇ。
満足度★★★★
好きな方、なのかなぁ
倉持作品の中では、私はいい部類に入るかも。謎解き的に追いかけていくのが、たとえ解けなくても追いかけている楽しさで満足できたような気分。だから説明はできません。でもほんとに素直に追いかけるだけでその時間は過ぎていくという感覚。
満足度★★★★★
砂が零れ落ちる、目は冴えまくる。
物語の手をしっかり握っていたはずなのに、いつの間にか迷子。
というか、掴んでいたと思ったものが、砂のようにさらさらと零れ落ちる。
どこが現実で、どこが虚構なのか、どこまでも曖昧になっていく。
そんな体験がしたいがために、倉持作品を見続けているようなものだ。
確かに、「まどろみ」というタイトルに似合わぬくらい、神経を張り詰めさせた。
そんな悪夢もたまにはいいじゃあないですか。
近藤公園が好演。……ああ、くだらない。でも、本当です。
あの嘘なのか本当なのか分からない感じは、彼の力も多分にあると思う。