青空カラー 公演情報 青空カラー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★★

    こんな芝居が観たかった!
    場の転換、役者の出捌け、台詞と演技・・きっと慎重で巧妙な仕掛けが施されているに違いない。ただ、そんなことを意識しなくても、観客は芝居を観ているだけで、演劇空間に易々と入り込んでしまう。
    時系と場面がくるくると転換しているのに、観客席の自分自身が、まったく混乱しないことに驚く。大事件も驚愕の展開もない淡々とした芝居だ。これほど釘付けにさせたのは何だろう?
    芸達者の役者が障がい者を演じるのではなく、障がいを持った役者が芝居を演じるという小さな衝撃!
    こういう芝居を観たかったことに、観客の私自身が気が付いていなかった。これから、私たちが大事にしなきゃならないもの(新しい価値観)の萌芽、それを演劇は的確に捉える。観に行って大正解だった。

  • 満足度★★★★★

    久々に・・・。
    久々に、思い返して「そういうことか・・・」と思うことの多い作品でした。
    私が今まで観てきたこふく劇場のカラーと違っていたので、ん?と、思っている間にストーリーが進んでいきました。
    だけど、やっぱりこふく劇場の作品で、ウルッと来たのでした。

    ネタバレBOX

    まずは私の勝手な思い込みで、濱砂さんにフサフサの髪が!!
    今思うと、役柄的にヘアースタイルなんて変えて当たり前なのに、ちょっとスケベな坊主頭。という固定観念が・・・。
    で、戸惑っている間に話が進んでいったのでした。
    濵砂さんの演じる幅の広さを知ることができ、ますますファンになったのでした。

    生活に車椅子が必要な方であっても、演出方法により、違和感のない演劇空間を作り出すことができるのだと、学ぶ機会にもなりました。

    イカロス→ニュートン→リンゴ→ウィリアムと、話の焦点がずれていく流れが、笑ってしまった。
    言葉で笑わせて、言葉で泣かされて、いつも思いますが言葉を大切にされているので、心に残ります!
  • 満足度★★★★

    変わらない青空
    ひとは、その遠い青空にいつまでも思いを馳せる。

    ネタバレBOX

    たとえ一瞬のうちに
    目の前の景色がすべて変わったとしても、
    青空の色だけは、いつまでも変わらない…。

    ひとは、その遠い青空にいつまでも思いを馳せる。

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