シディ・ラルビ・シェルカウイ + ダミアン・ジャレ「バベル BABEL(words) 」 公演情報 シディ・ラルビ・シェルカウイ + ダミアン・ジャレ「バベル BABEL(words) 」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    異言語・異文化の衝突と融和
    様々な国のダンサーとミュージシャンによるパフォーマンスで、異なる言語や文化に属する人同士のコミュニケーションの難しさと可能性を躍動的に描いていました。

    高い身体能力を活かしたダンス繰り広げる格好良いシーンから、人類の過去と未来をイメージさせる原始人やアンドロイドをコミカルに演じるシーンまでバラエティーに富んだ構成でした。
    後半は良かったのですが、前半は少し間伸びしている様に感じられて、もう少しコンパクトな展開でも良いと思いました。

    上半身裸の男女のデュオでのアクロバティックな動きにエロスとはまた異なる身体のコミュニケーションが感じられて印象的でした。
    終盤で横一列に並んで隣のダンサーの足の甲に足を置いて一体となって踊るシーンが美しかったです。

    ダンスが中心的な作品ですがダンサーが話す場面も多く(字幕がありました)、文化の多様性や英語(=アメリカ)の帝国主義的な側面がユーモラスに描かれていました。

    それぞれサイズが異なる金属製の巨大な直方体のフレーム5個を並び換えたり回転させたりして空間をダイナミックに変化させていて迫力がありました。
    様々な言語に対応するかの様に多くの民族楽器を用いた生演奏による音楽が魅力的でした。

  • 満足度★★★★

    値段は高いけど・・・・・
    というのが、たいていのダンスパフォーマンス公演の感想ではあるのだが。
    言語が様々(13種類の人種・言語と舞台で述べてたっす)な分、ダンス・ゼスチャーといったものを主体にした舞台表現であり。面白く観れました(^^)

    →ですが後列のオ兄ーサンは退屈だったらしく、ご親切に何度も座席の背を蹴飛ばしててくれました=開演前にスタッフはケータイの電源OFFとか私語とかはしないようにと説明してたけど、前の座席の背もたれは蹴るなとは言わなかったからかなぁ(-_-;)→結局後半出て行きましたが、もっと早く出て行くか。大人しく身じろぎ・イビキかかずに寝てて欲しかった。

    だいたい1時間50分ぐらいでした

    ネタバレBOX

    大きなジェラルミン製かな?の銀の角材で作られた大きさの異なる5つの立方体を入れ子にしたり並べたりして舞台を作り上げ。舞台セットの後ろ一面は紗幕にして各国楽器の生演奏を舞台表現に合わせてました。(中国の二胡とか日本の尺八とかも使用していた多様性には驚かされたが、まぁタイトルから考えると当然とも云えますね。)
    ちゃんとタイトルに合わせて、先の長方形で作り上げたバベルの塔が崩壊して言語が分かれて人々が混乱するというシーンも入れたです。
    アジア系の方が2名ほどいまして、うち一人はバリバリの関西弁で舞台説明するシーンもあり、舞台理解に役立ちました。(ドツキ漫才風にもしてた)
    客層はバラバラで、やや高齢者が目立ったかな。もちろん外国の方なんかもいらしておりました。
    時々差し込むモノローグには基本後幕に日本語での字幕投影とかしてました。その話は言語に関することとかさまざまでした。
    動きの面白い女性演者をロボット(マヨンちゃん(^^)に見立ててのパフォーマンスは、その動きが奇妙でコミカルで楽しめました。(空気人形のふりして膨れたりしぼんだり(^^)
    入国ゲートの金属探知小芝居とかもあるんだが、一貫したテーマの言語という以外は少々分かりにくいところもあり、連れはいまひとつ~と言っていました。(総勢20人ほどの舞台演者と重ねてのバックの生演奏していた方が5名でした)
    男性(アジアン系)上半身裸さんに同じく上半身裸の女性が男性の身体を軸にポールダンスよろしく動き回るパフォーマンスは凄かった=地に足が着いてるのが男性のみなんですよっ!

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