満足度★★★★★
題材を生かして丁寧に話を繋いだ秀逸な脚本
大変丁寧に話を繋いで、タイムマシン物としての旨みを充分に取り込んだ脚本でした。コミカルな掛け合いやシリアス・ウェットな盛り上げもバランス良く散りばめてあり、総合的な充実度が高く、良い時間を過ごせました。
ただ終盤、微に入り細に入りネタばらししていくのが、やや冗長に感じられました。話の流れや細かい演技で充分に感じとれることではないかと思いましたが、アフタートークでの観客の反応を見る限り、気付かなかったお客さんも少なからずいるようなので、このぐらいの方が親切なのかもとは思い返しました。こういうのはバランスが難しいですね。
満足度★★★★★
現在・過去・未来~~~~ぃ。
タイムマシンって、なんか憧れる。
未来に行ったり過去に行ったり、現在・過去・未来はどんな...............ってね(^^ゞ
このお話もある意味ドラえもんのような、ある意味ターミネーターのような...............。
過去が変わると未来が変わっちゃう。
未来を変えちゃえば過去は存在しなかったかもしれないと、なんだか現在・過去・未来の調和は難しい。
そもそも未来人がタイムトラベルしてきた理由は、過去に戻ってお母さんに会いたい...............って言ってたある人の言葉に、会わせてあげたいと思ったことから始まったことなんだけど...........。
タイムマシンが28年先とか28年前にしか動かないというちょっと間抜けな部分もあったりして...............。
しかしその28年って、なんでキリのいい30年とかじゃないのってとこにも、ちょっと理由があって、うるう年をひっかけてた。
誰が現在人?で、誰が未来人?って、スッチャカメッチャカでなんか笑える。
ここはどこ?私は誰?的でね。
でもとても面白かったです。
公演後、5分間の休憩があり、両脇は脚本演出の西田正也と小道具池田?
CBCアナウンサーの若狭敬一と東海テレビアナウンサーの高井一を迎えアフタートークスタート!
高井さんが今回の舞台に出てきたとき、なんか雰囲気ちがう人?
でもナレーションから始まり、それは様になってたから、そういう人もメンバーにいるんだ~ぁと!!
でもどっかで見たことある人...................と思ってたら、やっぱアナウンサーだったんじゃん。
ナレーションは上手だったけど、どおりで舞台のセリフがぎこちなかったはず!!
本人も気にしてたみたいだけど..............................。
でも頑張ってたしダンディーでよかったですよ。
前にアフタートークで、舞台に出てみたい的な発言をしたらそれが本当になったとか!?
今度は若狭さんに振ってたよね。
野球が好きらしく、野球エサにそっち方面の脚本書くから若狭さんも出てくださいよ~ってね!
舞台もアフタートークもどちらも面白かったです(^^)v
満足度★★★★★
現在過去未来の相関は謎だらけ
タイムマシンという永遠不滅の憧憬を具現化すべく、好奇心満タンの研究者たち。
もし未来も過去も行き来できるようになったら、どんな物語りが紡ぎだされるのか…。
身近な人間模様に軸足を置いた展開で、とても面白く共鳴できました。
二時間半の長丁場を見事に演じきった役者のみなさんに拍手!