星灯り 公演情報 星灯り」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    初TEAM 6g 初萬劇場
    夫婦をテーマとしたハートフルコメディーということで期待して出かけましたが、期待以上の舞台で大変満足しました。本の構成が良く出来ており、当初主人公と思われた若い夫婦のエピソードから、一転してペンションでのドタバタコメディーとなり大いに笑わせて、クライマックスで泣かせる構成は、良かったです。

  • 満足度★★★★

    初見
    未亡人役の阿南さん、ベテランの味を醸し出していたし、娘役の女優さんが、何ともいいアクセントになっていた。娘だけに見える幽霊ってのはちょっとズルい設定、かな(笑)。ドリフっぽい笑いを入れつつ産み出された、緩急ないまぜの展開ながら、泣ける内容は見事。

  • 満足度★★★★★

    沁みました
    フライヤーにも載っていますが、「いいじゃないですか、ひとつ位、忘れられない痛みがあっても」という台詞・・心に沁みて涙が出てきました。心の痛みは、大切な人であればあるほど、大きいんだな・・と。テンポも良く、笑いあり、涙あり、感動あり、考えさせられる事ありで、すごく惹き込まれ、2時間があっという間に感じられました。役者さん達の演技も、みな良かったです。観て良かったと思える素敵な舞台でした!

  • 満足度★★★★★

    稀に見る秀作
    有名の人がでるから、有名な脚本家だから、有名な演出家だから、と思って、芝居を見にいって、おもしろかったねー、恰好良かったねーで、満足していた方々、このような作品こそ、芝居といい、観劇すると言います。

    このサイトを見るぐらいの、志のある方には、ぜひ、観劇して頂きたい作品です。

    泣けます、そして、泣きながら笑います。

    心に響く秀作です。

    ネタバレBOX

    阿南さんの圧倒的な存在感に、安心感があります。

    そして、主演の小説家の男性は、唯一、はじけないキャラクターですが、うまく演じきります。

    チャラいカップルも、脱線してもおかしくないキャラですが、綺麗に、はめてきます。

    そして、幽霊役のお父さんのひょうひょうさ、それをうまく色づけする娘、そして、ぶっきらぼうだが、パン屋になる事を許す嫁。

    単なる浮気おやじかと思いながらも、テンポよく後半を色付けするTV局男性。

    誰一人、余分なキャラがいないと、話がしまります。


    この劇団は、とても良いチームになりつつあります。

    阿南さんと吉成さんの人柄でしょう。

    これからも、変な舞台仕掛けや演出をせずに、正攻法で頑張ってほしい劇団です。

    応援しています。

  • 満足度★★★★

    気持ちいいお芝居ですね。
     最近稀な「お芝居」然とした作品でした。中島敦彦の初期の(良かった頃)と似たテイストとでも言ったら、<な~るほど>とイメージできる方がいるかも。
    決して真似てるという意味ではありません。あくまでテイストの事です。
     とても良く書けている作品だと思います。身につまされる想いで観るかたも多いのではないでしょうか。
     心が清らかになる想いがする観劇後です。
     但し、幕開きの二人のシーンのやり取りの言葉の選び方、言語の使い方、演出の方向はどうも同意できません。
     観ている最中もどんどんその事が不満に思えました。
     敢えて<予定調和>的な展開をとっている事には共感を感じますが。
     以下は「ネタバレ」に書きます。

    ネタバレBOX

    チャラ語を話す人々で満ちているのは<損>だと思いました。
    かえって、登場人物の年齢層・生活環境を単一化させてしまっています。
    チャラ語は芸人夫婦(?)だけでいいのではないでしょうか?
    大山(?)夫妻のプロローグ、妹(名前失念)まで何故チャラ語である必要があるのか理解できません。
    人物描写の面で稚拙に映ります。
    すぐにでも改善するべきでしょう。
    違う環境にいる人々、いろんな夫婦の成り立ちの上での<夫婦の心の結びつき>がテーマでしょうから、言葉と性格を幅広く展開するのは必須です。
    とても勿体ない。

    後は、照明のサスが甘いです。サス抜きするなら、もっと頑張ってサス明かりを誇張するべきです。劇場構造上の問題は解りますが、シビアであって欲しいです。(ハレーションを極力排除するべきです)

    これからも心に焦点を当てた「お芝居」を作り続けてください!!!!!
  • 見上げれば、夜空に愛を

    「観劇マナー」を守る人に。

    終演後、女子グループが舞台と関係のないテーマについて感想を述べていた。「いびき」「携帯の着信音」「私語」についてだ。残念なことに“余韻”を語り合うのではない。このシーンは悲劇だった。世代差別する気はないが マナー違反者は「高齢者」に多いように思う。


    序盤の会話劇は「不毛」だ。退屈である。また、「チャラい・カップル」と「不倫カップル」の人物描写が重なっており、この点も工夫が足りなかった。

    ネタバレBOX


    そして、回想シーンとしての夫婦間が「嫌悪」に なった謎が とうとう解決されない。前者が水道管から破裂した「余分」だとしよう。後者が貯水地に枯渇した「空白」である。


    しかし、「夫婦のシグナル」を 、いわば その全編を通し、「ペンション」という不特定多数にしてアットホームな空間を「星空」で形成することに邁進していた。妻を失った「未亡人」(男性作家)ではなく、女子高校生の視点に観客と同化させていく脚本、演出。これが興味深い。
    「させていく」と現在進行形としたのは、「未亡人」を“意図的”に喪失させた それだ。ペンション運営者に「思いの丈」を告白して以降、ほとんど”傍観者“だったではないか。忘れた役だった。まるで空気だ。ただ、彼の「ハート」が 舞台風景にも溶け、どこか観客と共同で「癒し」を求めていく。

    十人十色の「星」(夫婦)が、「未亡人」へのシグナルだった。
  • 満足度★★★★★

    重なる心情
    フライヤーのシンプルな美しさ、更にそこに書かれた言葉に惹かれ観劇。各々の心情が重なり、夫婦とは・家族とは、互いをどう考えているのだろうと、客席で私も気持ちが重なっていました。全体的には軽いテンポで、決して重くはなく、それだけにすんなりと染みて来るものがあったと思います。消えない傷、でもきっかけが来なければ、それはやっぱり薄くなっていくと私は思います。その繰り返しがあるから、少しづつ強くもなるものだと・・・。良い舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    星灯り…
    素敵なタイトルなので
    期待して観劇ました。舞台セット、役者さん、ストーリーともに全てが素敵でした。笑いあり、涙ありで久々に感動しました。

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