沖縄本土復帰40周年記念作品 劇団トマト座創立25周年記念作品
沖縄本土復帰40周年記念作品 劇団トマト座創立25周年記念作品
実演鑑賞
2014/07/27 (日) ~ 2014/07/27 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www1.odn.ne.jp/~tomatoza/home/index.html
期間 | 2014/07/27 (日) ~ 2014/07/27 (日) |
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劇場 | こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ |
出演 | |
脚本 | だんいっせい、井上正登 |
演出 | だんいっせい |
料金(1枚あたり) |
2,700円 ~ 3,000円 【発売日】2014/05/12 前売り2700円、当日3000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 7/27(日)14:00開演 |
説明 | 【あらすじ】 現代の沖縄県那覇市、とある国際高校では生徒達が沖縄民謡の練習に余念がない。近づいた戦没者慰霊の日の為だ。だが生徒達には慰霊のイベントは旧い世代からの慣習としか感じられない。 そんなある日、一人の転校生がやって来る。祖父がアメリカ人、祖母が日本人、いわゆるクオーターである。馴れ馴れしいジョージと主人公百合とは初対面からソリが合わない。ささいな口論から戸外に駆け出した2人を、季節外れの台風と落雷が襲う。その瞬間2人は、時のはざまを過去へと飛ばされてしまった。2人の眼前に広がる光景…! そこは1945年、太平洋戦争末期の沖縄だった。それも日米両軍が激突する沖縄戦の真っ只中だったのだ。 そこでは非戦闘員であるはずの「ひめゆり学園」の少女達が学徒隊として日本軍に動員され、百合はその一員として、ジョージは米軍の兵士として敵味方に別れ、それぞれ苛酷な戦場での生活を余儀なくされていく。 現代の若者2人は戦場で何を見、何を体験していくのだろうか。 2人の目を通して語られる戦争の実相、鉄血勤皇隊の学徒との淡い交情、凄惨な戦場にあっても未来への希望を託す島民の想い。友情と死を乗り越えて百合・ジョージの2人は無事現代へと帰還を果たせるのだろうか…! 【制作意図】 『歴史とは現在と過去との対話である。E・H・カー』 かつて沖縄の美ら海は、血で赤く染まっていました。1945年3月26日からおよそ90日間、13歳~19歳までの「ひめゆり学園」320余名の少女たちは、学徒隊として日本軍に動員され、内227名が死亡したのです。 「人間が人間でなくなる」戦争の尊い犠牲でした。 今若者たちは、現代社会を覆う閉塞感から未来に対して漠とした不安の中に生きているように思えます。 そうであるならなおさらです。そこで上記のE・H・カーの言葉ですが、勇気を持って過去と向き合うことで、今一度、いえ繰り返し、平和の大切さや生命の尊厳を学ばねばならないと考えます。 「ひめゆり」~美ら海からの伝言~は、そんな想いで企画されました。ご期待下さい。 劇団トマト座 制作部 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 演出助手/伊東 孝則 美術/ガランアート企画 音楽/盛田 裕之 効果/丸山 英美子 照明/鈴木 等 衣裳/佐川 恵麻 制作/水内 壽子 |
現代の沖縄県那覇市、とある国際高校では生徒達が沖縄民謡の練習に余念がない。近づいた戦没者慰霊の日の為だ。だが生徒達には慰霊のイベントは旧い世代からの慣習としか感じられない。
そんなある日、一人の転校生がやって来る。祖父がアメリカ人、祖母が日本人、いわゆるクオーターである。馴れ...
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