満足度★★★★★
大盛況
今日も大入り袋。公演パンフレット売り切れ。昨日よりも舞台に近い席で鑑賞。バヤも含めて近いほうがよかった。特にスプリングアンドフォールは細かな振り付けが見えるとだいぶ印象が違う。さて、これまでの50年は大物の寡占状態にも支えられてきたが、これらの資産の上でこれからどう発展していくか、手腕の見せ所である。
満足度★★
スタオベでカーテンコール何回もやってたけど・・・
ぼくにはあんましおもしろい舞台じゃなかったですだよ・・・(´・ω・`)
まずはよかった感想を。
今回のプログラム、唯一面白かったのはルグリ&井脇の「オネーギン」。
ルグリ、全幕観たくなっちゃうくらいの色男っぷり!
相方の井脇さんも、演じられてないはずの一幕二幕のあれこれを思わず想像しちゃうような芝居だったなあ、と。
他の演目はねえ・・・^^;
生オケの演奏による「ボレロ」byベジャールはそりゃすごい迫力あったんですけど、それだけにギエムの「衰え」みたいなモンが感じられちゃってなんとも残念な感じが。
ギエムのボレロを観るのはこれで三回目だけど、初めて観た時のショックったらなかったんですよ・・・(遠い目)「くっっっ(キッ」って振り返るとこなんか心臓止まるかと思ったし。
「ペトルーシュカ」のマラーホフの老いっぷりには悲しいものしか感じず・・・。
他の二つは、なんていうか「なんか全然演じこんでないんじゃないの?」って感じの「ただ振り付けをこなしてます」な雰囲気で・・・。
特にバヤデールは酷かった。主演の二人含め全然振り付けが身体に馴染んでない感・・・。ヴァリアシオンの3人とか、めっちゃ硬かったし。
演目、50周年の公演なんだし、いつも散々上演しててダンサーに馴染みまくってるであろう『春の祭典』を生オケで大迫力にバーーーーン、てな感じじゃダメだったんかなあ・・・。
こんなんでもスタオベでカーテンコール何回も、とか、東京バレエ団のファンは「優しい」なあ、とか思っちゃいました(´・ω・`)
満足度★★★★★
大喝采
15時開演、カーテンコール終了18:30。大入り袋が配られた。贅沢なゲストに目が奪われがちだが、主役は東京バレエ団。これだけ多彩な作品をこなすのは世界級である。影の王国はかなり魂魄がこもっていた。超豪華なゲストももはや一員と思える存在で、すごいことである。プログラム構成がよく、会場がだんだんと白熱していった。トリであるギエム主演のボレロがおわると大喝采で、これほどの拍手の嵐は久しぶりに経験した。50年にわたる世界に誇るべき偉業の成果であり、この公演を観ることができて幸せだ。