満足度★★★★
平易かつ自然
単なるタイムスリップの話ではなく、戦争の怖さ、そして現在の私たち日本人がいかに平和な社会の中で暮らしているか教えてくれる。
10〜30代で祖父母から話を聞いてない若者たちにも解り易くそれを教えてくれると思う。良い芝居でした。
満足度★★★★
「平和」と「生きる」
生きがいを見つけられず、惰性で生きている女子高生が、昭和20年へタイムスリップして、その時代に生きる困難さを経験し、”生きるとは“を考える、と言うストーリーである。よく用いられるシチュエーションだが、訴えたいテ-マは明確である。多少、説教じみた内容になるところだが、登場人物が学生ということもあり、戦時中の恋愛模様を織り交ぜホロリとさせる。人数的には少ないが、戦時中の青春群像劇という感じもする。
(後日追記)
満足度★★★
平和の有難さ
トリプルキャストのAチームを観劇しました。戦時中にタイムスリップし、主人公が成長するストーリーは定番ですが、定番故に分かり易く良かったと思います。平和の有難さ、当たり前の生活が昔は当たり前ではなかった事など、とても考えさせられました。主人公の夏樹役の役者さんは、現代の高校生の雰囲気を出していたし、成長していく姿も良く、魅力的に演じていました。皆、熱演していて良かったのですが、声の大きすぎる役者さんがいて、その場面だけが浮いてしまう感がありました。子役の方は、まだ稽古が必要かと思いました。平和について考えさせられ、世界から戦争が無くなってほしいと思える舞台で良かったです。