実演鑑賞
康楽館(秋田県)
他劇場あり:
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/01 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://nabegen4ro.exblog.jp/19788933/
期間 | 2014/11/01 (土) ~ 2014/11/01 (土) |
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劇場 | 康楽館 |
出演 | 青森中央高校演劇部 |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
~ 【発売日】 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 【上演作品について】 「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」は、笑いあり涙ありの「高校生活劇」です。荒唐無稽な筋立ての中に高校生の挫折と成長を織り込んでいます。震災によってチームメイトや家族を失い、青森に転校してきた主人公の成長を描くことによって、被災された方々にメッセージを送り、震災後の日本人が今なすべきことを訴えます。 本作は執筆の段階から意図的にすべての舞台効果を排除して制作されています。舞台には一切の舞台装置や置き道具がなく、役者は一切の小道具を用いず、照明・音響効果も使いません。これは被災された土地での上演を想定したもので、つまり体育館や集会所、グランドなどある程度の広さのある場所ならば照明設備や音響設備、暗幕などがなくても上演できます。仕込みやリハーサルの時間は必要ありません。 「舞台効果がない」と書きましたが、それは機材を必要とする電気的効果のことです。27人の高校生(演劇部員全員)が舞台狭しと駆け回るこの舞台では、全員が劇中歌を歌い、全員がBGMを口三味線でハミングし、効果音さえも役者が声で発します。劇中に野球の試合の場面がありますが、観客の歓声、応援団やチアリーダーの声援、バットがボールを捕らえる打撃音など、全ての音響効果が役者の肉声のみで表現されます。このように躍動する高校生の姿をお見せすることによって、元気をお届けしたいと考えています。 本作は2012年8月に富山県民会館で行われた第58回全国高等学校演劇大会において上演され、会場を笑いと涙で包みました。審査の結果審査員満票による最優秀賞(1位)を受賞し、高校演劇のみならず「今年の演劇の事件だ」と評されました。 【上演作品あらすじ】 4月。青森市にある県立賽河高校。その野球部に女子マネージャー、シオリが入部してきます。彼女は1年生の頃、陸上部に入部しており、やり投げでインターハイに出場したほどの選手でしたが怪我のため現役を断念し、陸上部が廃部になったため、2年生のこの時期に野球部に入部したのです。自分が果たせなかった夢を野球部に仮託し、情熱を燃やすシオリでしたが、肝心の野球部は部員が8人しかおらず、やる気のかけらもありません。一念発起したシオリは部員勧誘に乗り出し、転校生カズサに目を留めます。カズサは被災地の学校からこの春転校してきたばかりでした。そして、前の学校では野球部に所属していたというのです。「野球は辞めた」と言いはるカズサをなんとか説得したシオリは「今度はちゃんとしたコーチに来て貰おう」と学校に掛け合います。しかしやってきたコーチはなんと、盲目の老婆、イタコでした。「ワの言うことを聞げば絶対甲子園さ行げる」と豪語する老婆。野球部はいったいどうなってしまうのでしょうか? 【青森中央高校演劇部について】 全国高校演劇大会の常連校として知られています。2005年の『修学旅行』、2008年の『河童』、2012年の『もしイタ』で3度の全国最優秀賞を受賞。また、1999年の『生徒総会』と2009年の『ともことサマーキャンプ』で優秀賞を受賞しています。コンクール以外の活動では毎年春に小劇場(アトリエ・グリーンパーク)での4本立て公演を軸に積極的に公演活動を行っています。2006年には韓国演劇協会の招きによる『修学旅行』ソウル公演を成功させました。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
チケット取扱い
「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」は、笑いあり涙ありの「高校生活劇」です。荒唐無稽な筋立ての中に高校生の挫折と成長を織り込んでいます。震災によってチームメイトや家族を失い、青森に転校してきた主人公の成長を描くことによって、被災され...
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