解散 公演情報 解散」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★

    鯉が龍になる瞬間
    新進気鋭と呼ばれる存在から本多劇場へ。

    演劇人にとっては聖地みたいな場所。

    そこに立てる喜びと誇りに溢れた舞台だった。

    勢いがあって汗臭くてとても素晴らしい舞台だった。

    三軒茶屋ミワさんの歌と井端朱里さんの異質な存在の仕方がとても印象的だった。

  • 本多劇場愛
    観劇からずいぶん時間が経ってからの投稿で申し訳ないです。

    江古田のガールズさんは初見。歌謡ショーのようなことをやっていたとのことで、楽しい舞台であった。平日の2日しか借りられなかったのであろうか、小劇場演劇の憧れの地・本多劇場への愛があふれる作品。うらやましい。

    ネタバレBOX

    制作の話と言いながら、演出家がするような苦労を制作の人がやっているのは違和感があった。そのような劇団もあるのだろうか・・・?
  • 満足度★★

    本多劇場が泣いている
    当日パンフを読むとこの劇団の主宰は長らく本多劇場に憧れ、進出を目指していたようだ。(以前は紀伊国屋が演劇人の聖地といわれたものだが、やっぱ今は本多なのかな。)

    その本多劇場進出と劇団5周年記念の、ただのお祭り騒ぎにしか見えなかった。
    「次世代娯楽会の女王」と銘打つなら、何よりも観客を楽しませる術を知らなければならない。今作のような、劇団の内幕物語でそれが達成されるとでも思ったのだろうか。内容的にもドラマを感じさせるものがなく、彼らの自慰行為にしか見えなかった。

  • 満足度★★★★

    お猿のキング
    千秋楽を観ました。
    「アート」ではなく「アトラクション」を目指しているそうで、存分に楽しませてもらいました。いいお祭りでした。

    ネタバレBOX

    お芝居は、劇中劇から始まって、ライオンキングのパロディ(笑)のお猿のキングショーがどーんと繰り広げられ、チラシとの印象のギャップにちょっと戸惑いましたが、楽しませてもらいました。
    途中、お客さんが笛風船を飛ばす場面があったり、猿のエサ(野菜くず)を舞台に投げたりする場面があり、観客参加型でした。
    ただ、私の席に用意されていたエサは、人参だったんですが、切り方が大きくて、「これ、投げ入れて役者さんに当たったら結構痛いんじゃないかな~。」と余計な心配をしてしまいました。

    劇中劇が終わると舞台セットは一変。
    バックシアターのお話で、実際に本多劇場の舞台袖がのぞけるような形になっていました。
    登場人物たちも、あぁ、いるいる!こういう人!と思わせてくれ、
    舞台のあるあるネタがたくさん出てきたりして、とても笑わせてもらいました。

    なんだか演劇したくなっちゃう作品でした。
  • 満足度★★★

    うーん
    客を楽しませようとする努力と自分達が一番楽しそうに芝居にダンスしてるのは好印象。ただ芝居もダンスも稚拙な感じがありよくも悪くもお祭り騒ぎで文化祭感が出ていた。自虐やバックステージ、ダンスに安易に逃げるのではなく次回はもっと正面堂々と中身で魅せてもらいたい。今回が初見だったので本当の実力は次回からの新生江古田のガールズで確認したい。

  • 満足度★★★★

    お初です。
    お初です。芝居はレベルに差があり、ダンスはお世辞にも上手いとは言えない。しかし、観客を楽しませようとする徹底し姿勢がいい。また裏側のドタバタはなんとも観ていて胃が痛くなる気がした。私にはうまく入り込んできた舞台だったと思う。もう少し全体のバランスが良いともっとすんなり観れる気もする。

  • 満足度★★★★

    おめでとうございます
    笑える要素が沢山あって面白かったです。役者さん達だけではなく、それを支える制作や裏方の方達の苦労を、改めて感じました。今後は(今後も)、そういう苦労や、舞台を愛する人達の想いを踏まえて、真剣に舞台を観ようと思いました。そして本多劇場で上演する事は、劇団にとって大きな夢なんだなぁ、夢が叶って良かったなぁ、おめでとう!と思いました!楽しい舞台でした。

  • 満足度★★★

    祝!本多劇場進出
    次世代娯楽会の女王江古田のガールズ,初観劇です。なるほど,娯楽100%でお祭りでしたね。記念ですので,こんな芝居もありだし,面白いと思います。ただ,これで,江古田のガールズを観たと言えるのか?とても疑問,次回作以降,特別公演ではなく本公演を観劇して判断したいと思います。いろいろなパクリとおちょくりは好きです。でも,野菜投げについては,やはり舞台を汚くしてしまいますので嫌です。

  • 満足度★★★★

    元気、いただきました!
    憧れの舞台…の割に全く緊張感を感じさせない、ゆるさ(良い意味で)、が凄い!個人的にはそんな江古田のガールズさんに憧れました。
    でも演出の方、お若いのですね。その若さで人を食うセンス、今後も注目したいです。
    リラックスして楽しめたのですが、笑いの間は時折芸人さんレベルで鋭かったです。

    舞台裏、主に制作さんの苦労を描かれたストーリーですが、
    どんな仕事の世界、趣味の世界でも根底にある気持ちは同じだと思うので、共感したし、惹き込まれました。
    私の熱意は年と共に大分しぼんでしまっていますが…もう一度奮い立たせてみたいな!と思える、元気をもらえる舞台でした。
    ありがとうございます!!

  • 満足度★★★★

    非日常
    江古田のガールズは初見でしたが、中々、見どころのある役者さんが揃っていて、レベルの高さを感じました。

    さて、内容ですが、賛否あるかと思いますが、個人的には肯定的に捉えています。観客を巻き込むのも、「観客も舞台の一部」という舞台芸術の歴史を鑑みれば、アリですし、非日常を味わえて楽しかったですよ。次回も観に行きます。

  • 満足度★★★

    今回はあくまでも記念
    江古田のガールズの真のお芝居は次回観たいと思います。

    ネタバレBOX

    二日間とはいえ本多劇場で公演ができる機会に恵まれたので、せっかくだから今後とも本多劇場に立つ機会が少ないであろう多くの役者さんたちにも機会を与えるとともに、観客動員数増も期待しつつ、みんなで一生の記念になるようなお祭りをしようとしただけではないかと勘ぐってしまう内容のお芝居でした。

    ライオンキングをオマージュしたというお猿のキングの話で先ずは人数稼ぎ。王様の役者が妻役の役者にキスしそうになって、驚いた妻役が突き飛ばして王様は足をくじいて怪我をして、降板するしないの、代役立てるの中止にするので揉めるというストーリーでしたが、王様役の役者が初日に興奮して起こした行動だったと謝罪して一件落着してしまい、制作さんが何か努力したわけでもなく全くの拍子抜けでした。

    Let It Goの替え歌「全然折れてないわ♪」は面白かったです。それに、本多劇場の次回公演が加藤健一事務所で、臭いがこもるのを嫌がるからとの理由で、猿の餌として野菜をばら撒く演出を中止させられていましたが、まさか本当に9日から加藤健一事務所の公演があるとは、後で知って笑いました。
  • 満足度★★★★

    ”おさるのキング”も楽し!
    肩の力を抜いて皆が気楽に見られる舞台を謳う江古田のガールズ初見でしたが、替え歌、オマージュ、最近の芸能ネタなどをふんだんに折り込んでの楽しい舞台でした。こんな芝居があっても良いのでは!というのが正直な感想です。
    ただし、テレビの公開収録じゃあるまいし、拍手の事前練習と強要にはいささか・・・。
    フィナーレの全員でのダンスは良い記念になったことでしょう!(笑)

    ネタバレBOX

    ”おサルのキング”という”ライオンキング”のオマージュで、勃起不全の猿のキングにやっと子供ができたという内容のおふざけミュージカルの上演後、
    舞台裏のシーンにかわり、本題に入る芝居。
    話の展開が変わった舞台裏のシーンにギャップを感じ、馴染みにくかったが、制作部員の橘が代役になろうとするあたりから、この劇団の”らしさ”というものを何となく感じえた。最後の一捻りは重要でスパイスになった。
  • 満足度★★★★

    バックステージもの。
    約10年程、劇団の制作のお手伝いをさせていただいていたので大変興味深く拝見しました。冒頭のショーやフィナーレがとても楽しかったです。未だ「Sugar baby love」が脳内リフレインしています。がしかし、やはり食べ物を撒き散らすのは些かどうしたものかと…。でも5周年記念だしね!お祭りのようで楽しかったです!!

  • 満足度★★★

    期待はずれ・・・・
    子供相手にイベントなら、野菜を投げても、風船膨らませてもいい、しかし芝居となると話は別だ。楽しませようとするのは分かるが、何と言っても本多劇場でやるからには、どんな舞台をみせてくれるのかと、と大いに期待をしていたのでがっかり。イベント性と芝居の違いを理解してほしい ラストのダンスと観客や紙ふぶきはが楽しめたが、野菜投げは止めた方がいい。まして掃除の時間を客席に共有させるなんて・・・・観客が盛り上がっているのに冷めてしてはこの空間が勿体ないので一緒に笑っては見たものの、本多劇場に折角出演したのに、これでいいのだろうか・・・・と思った次第。次回チャンスがあれば是非本多劇場で、劇場に負けない芝居をじっくり観たいものだ。

  • 満足度

    ・・・
    初日を観た人と2日目を観た人の意見は両極端かもしれない

    ネタバレBOX

    言いたいことは山のようにある。全て苦情になるからやめておく。ただ招待客を優先する劇団の姿勢は絶対に許せないと思った
  • 満足度★★★★

    製作さんは大変なんだなぁ・・・
    と思った約2時間ですが、それを上回る「やったぜっ!本多劇場進出だぁ!」という感じを強く受けた作品でありました(^^)。

    ネタバレBOX

    入場時に渡された風船を劇中(開始30分以内)で使用とのこと、また前列4つまでの椅子の下には舞台上に投げつける猿のエサを入れていました(^^)。

    開演時間厳守はできなかったです。

    舞台は劇中劇の「お猿のキング」クライマックス=キングの奥さんの出産からの開演です。周囲の男のお猿はふんどしに赤い尻(直接赤く塗ってたです)。

    で劇中劇の終劇前にキングが岩の上から落ちてしまい明日の公演が心配され・・・と、こんな感じの危機また危機が製作さんを次々に襲います! ほんと製作さんは大変だなぁって。

    この劇場で舞台をする嬉しさはミラーボール10個に出てましたねェ(^^)
  • 満足度★★★★

    更に演劇的にするには?
     小劇場劇団が抱えている問題をステージ化した点を、先ずは、評価できる。

    ネタバレBOX

     猿の王国の話を演じる劇団の裏方の話。具体的には制作の劇団運営話が中心になることによって、普段、観客の目からは隠れている、役者と制作、演出、プロデュースの関係を含めての舞台裏や公演続行か中止かという判断迄含めて、現在、この国で演劇に携わる小劇団の問題が噴出し、劇団の存廃が問われるという可也シリアスな内容だ。当然、役者個々人の演技論、演技の哲学や内実迄問われるし、バイトに追われ乍ら、本来自分が追い続けて来た夢が最早信じられなくなり掛けているという精神的苦境も語られる。その背景には、人生の多くの時間を自分の夢にでは無く生活にかけざるを得ない事情や、親・親族からの軋轢、恋人との将来設計迄、様々な問題が絡んでくるのであるが、これらのどん詰まり状況をこの劇団の持ち味と思われる一種の暖かさで解決してゆく。
     然し、芝居の作り、即ち、ドラマツルギーの観点からゆくと、二項対立が徹底しない為に、ドラマチックな展開には弱さが感じられたように思う。更に、観客を引き込む為には、矢張り、二項対立をハッキリさせて、エッジを利かせ、人情の機微によってよりは、ドラマの必然性として結末を導く法が効果的であろう、とは思う。
  • 満足度★★★★

    本編のみならずカーテンコールもイイ!
    初日公演の終演後から劇場退出時間までに巻き起こるすったもんだを制作さんほか裏方さんにフォーカスして描き出し、劇団運営の厳しさ、大変さをユーモアにくるんで表現した小劇場界バックステージもの。


    感心したのはリアルとアンリアルの絶妙なバランス。

    持ち上がるゴタゴタは実際に起こりえそうな生々しさをはらみながらもどこかぶっ飛んでいて現実味に乏しくもあり、それがゆえに娯楽作品たりえていた。
    一演劇好きとしては主役の制作さんの心の襞の一つ一つまで丁寧に描き込むもっとリアル寄りの作品を観たかった気もしましたが、そういう細やかすぎる作品は本多劇場のような大箱では伝わりづらいと最近実感しているので、今回上演されたもので良かったのだと思います。


    バランスについてさらに言うなら、緊張と弛緩の按配も絶妙。

    ちょうど空気が張りつめてきたところでおバカな出来事が起こるので、ギャップ効果で何倍にも可笑しみが増す。

    そして何より良かったのが、終幕からカーテンコールにかけて。

    この劇団の“色々あるけど人生明るくいこうぜ!”ってな突き抜けた楽天主義がヒシヒシと伝わってきて、心が踊った。

    ネタバレBOX

    総責任者である劇団主宰者がいない間に話が進むのが本作の肝。

    結果、主宰の独断で決められることを制作さんが周囲と揉み合いながらああでもないこうでもないと苦悶しつつ決めていく姿が描かれ、“悩める制作さんの劇”として輪郭がくっきりした印象。

    また、最終的な決定権を持つ主宰がいないことにより話がややこしくなり、結果として話が面白くなっていた。
  • 満足度★★★★

    今後に期待
    何回か拝見させていただいておりますが、前回見た3月よりも良い作品だったと思います。他の劇団と違いショー的な要素を入れる等独特な味付けをするところは”らしさ”が出ていたと思います。初の本多劇場でとのことですが、ぜひ、また本多劇場で観れるよう頑張ってほしいと思う。キャベツ投げてましたが、劇場の人も大目に見てあげてほしいと思う。
    今後はもっとお客さんの予想外の所で笑いが起こる様な工夫やもっとメリハリをつけた極端な芝居(製作さんが代役で頑張ってるけど、如何せん下手すぎる等)のようなことをしてもいいと思った。若手の演劇集団。王道を進むのも一つであるが、このように他とは違う個性のある演劇もありだと思います。まだまだ荒いところはあるが今後に期待したいと思います。もうちょっと三軒茶屋ミワ出してほしかったかな。

  • 満足度★★

    底の浅い笑い
    創立5年で本多劇場に進出とのことで興味を持ち観に行きましたが、単純に楽しめる内容ではあるものの笑いの取り方が軽薄で、本多劇場で公演をする水準には達していないと思いました。

    江古田のガールズ自身を思わせる初めて本多劇場で公演を行う劇団を描いたバックステージ物で、劇中劇で始まり、そのクライマックスで主役が怪我をしてしまい、翌日の千秋楽をどうするかで劇団の制作や舞台監督達が右往左往する物語が現実の時刻に対応して進行し、普段表に出て来ない人達の思いや悩みが分かり易く描かれていました。トラブルを克服し何とか公演を中止せずに済みそうになったところで新たな事故が起き、ハッピーエンドとはならなかったのが良かったです。

    冒頭の歌と踊りのシーンは、失敗作という設定通り、子供っぽくて全然笑えない内容(『ライオンキング』を猿の社会に置き換えたパロディー)なのに結構な時間を割いていたのは意味が無いと思いました。また物語が終わった後に続く全員でのレビュー的シーンがあったのは冒頭の劇中劇とは違って必然性も感じられず、また振付・ダンスもレベルが低く、無い方が良いと思いました。
    演劇業界をネタにした台詞のやりとりで笑わせる箇所もありましたが、下ネタや男性が脱ぐ、何度も叩くといった学生演劇の様なノリでウケを狙うことが多くて残念に思いました。
    この様なタイプの作品だと演技も大袈裟になることが多いのですが、そうはならずにバランス良く役柄の個性を打ち出していたのが良かったです。物語と演技の力で笑わせるポテンシャルを感じたので、安易なウケ狙いに頼らない作品を作って欲しく思いました。

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