カズオ/斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの 公演情報 カズオ/斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★★

    猫の目のように移ろうシーンの先に
    両バージョンとも拝見、役者二人の瞬発力やここ一番の空気の作りこみがが、物語をどんどん広げていくのに、必死で喰らいついていきました。

    ネタバレBOX

    カズオは前半は、シーンのひとつずつが物語のパーツになっていくことが想像できなかった。
    それが、二人の異なる疾走感を失うことなく、流れや因果になり、戯曲の世界感がしなやかに残ることに驚愕。

    斜めから・・・は役者それぞれのなにかをじわっと紡ぎだしていく地力に惚れ惚れ、不思議な感覚のお芝居でありつつ、訪れる感覚の珍しさにとどまる子tのない見ごたえがありました。
  • 満足度★★★★

    カズオ
    予想通り「カズオ」が出てこない。が、趣里の演技で浮き彫りになってくるその像はリアル。良く2人芝居にしたな、と思うほどわちゃわちゃしてるが、梅舟惟永の技術がカオスを回避。技術(演技力ではない)がある役者がいればアリなんだなと感じる。

    ネタバレBOX

    趣里がルデコの距離感で観ると物凄く小柄。基本少年と母親役の二役だったが良くこなしてた。母親役の方が特に印象的。少年役はチョット類型的で子供々々し過ぎかな。演者というより演出の問題だけど。二世役者さんというのをググって初めて知った。

    梅舟惟永はその引き出しの多さが出色だった。声と動作を上手く組み合わせての演じ分けが素晴らしい。隣の八重垣家は、不倫相手も含め全員彼女が演じてるし、塚ノ原家も旦那と姑、老若男女全部やり切ってて凄い。まさか劇中に彼女とハイタッチするとは…
  • 満足度★★★★★

    斜めから 無題1212(14-260)
    18:00の回(晴、暑い)。17:00受付(今日は外で待つよう指示)、17:31開場。

    基本「カズオ」と同じセット(こちらの方が全体にさっぱり)、下手奥、布がなくなって赤い自販機があった。入口の公衆電話はそのまま。

    18:03開演〜19:44終演。真ん中の「柱」を中心とすると、右に梅舟さん、左に趣里さん。オレンジの椅子。

    相当なセリフ量をこなし、だんだん二人の間の「距離」が見えてくる。追えば追うほど遠ざかるナツ、当日のニュースをネタにしているのか?、ボロボロになってもまだ叫び続けるふたりに圧倒される。

  • 満足度★★★★★

    『カズオ』楽日鑑賞
    近頃頓に出演する舞台の高名を耳にする機会が多くなった趣里さん目当てに足を運びました。
    成程愛嬌のある貌に良く通る声であの演技、今後も注目していきたいですね。
     

  • 満足度★★★★

    斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの
    後藤さんの隣だから痩せてみえるのかと思ってたけど、趣里ちゃんかなりやせてた。
    熱演でしたよ。

  • 満足度★★★★★

    Aプロ「カズオ」
    Bプロと一転してとても面白い。BGMなどいろいろと昔の雰囲気が漂う作品だが、Bプロとは全く違う二人の演技が素晴らしかった。デフォルメされたキャラを二人が見事に演じていた。時間割いて観に行って良かった。会場のスタッフさん達もとても良かった。気持ち良く帰ってこられた。

    ネタバレBOX

    「カズオ」は主人公ではないのか・・・。人物相関図をよく見てから鑑賞しないとちょっと戸惑う。でも趣里さんの可愛い女子役と惟永さんのギャル役が最高!
  • 満足度★★★★

    Bプロ「斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの」
    最初にBプロ「斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの」を観た。新作戯曲なのでこちらがおすすめなのかな?こちらは現代女子の二人のお話。趣里さんはキレキャラで怖いし、惟永さんは優柔不断子ちゃんでもどかしい。詳しい内容はあらすじ通り。趣里さんは初観だけど小さい体ですごいパワーだ。惟永さんは久しぶりに観たけど、個性が無いようで個性的な演技をするところは非常に好き。内容は好みが分かれるだろうが、二人の演技を観るだけでも行く価値はあった。運営はとても良かった。

  • 満足度★★★★

    Aプログラム:カズオ観劇
    両作見たかったが、都合により「カズオ」のみ観劇。
    客席100人に満たない狭い会場をパワフルに走り回り、踊り回り、ジャレあったり。子供から老若男女、等々、役柄を上手い事切り替え演じる若手女優2人のライブ感満載のガチンコ芝居。
    切り替わりが多さが変化がまた上手、単純明快で力の抜いた奇妙なコメディ作といえば良いのか?。最後の場面の2人の台詞の純粋さにまた魅了された。やる方は大変だろうが見ている方は面白かった。約110分。

    ネタバレBOX

    鉄骨シートに座っての観劇だったが、隣の男性の動きにシートが揺れるため、ちょっと怖かったw
  • 満足度★★★★

    斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの
    内容としては物語ではなく2女優の演技を観る「純演劇」。
    クールで斜に構えたなっちゃん(趣里)と、おっとりしたサキ(梅舟惟永)の「女ともだち」らしい会話とモノローグ。
    いかにも「ありそー!」な二人のキャラクター造形が面白く、会話の中にサラリと諷刺を混ぜ込んでいるのが巧み。
    開幕後すぐにその台詞量と「This is 梅舟!」な演技により引き込まれる。
    ちなみに「梅舟席」は東側(=明治通り側=入口側)。

  • 満足度★★★★★

    カズオ 無題1199(14-247)
    19:00の回(曇)。18:00受付(整理番号あり)、18:34開場、狭いところに大きなお花、入口付近は混乱。Fullに横幅を使った舞台、1~2列目は平地、中央がお薦め。

    二人芝居ですが、かなり凝った演出、19:04前説(120分)、19:05開演~21:03ダブルコールで終演。ネタバレなしで観た方が面白いと思います。

    趣里さん、梅舟さん大奮闘、後藤さんもスタッフなのか会場に。

    二兎社は「ファンレター大根役者殺人事件(1986年1月@紀伊国屋)」「私もカメラ(1987/3@本多)」を観ましたが、内容は思い出せなくなってしまいました。

    ネタバレBOX

    当パンに「人物相関図」が載っていて9人の名前、これをどうするのかと思ったら、二人で演じ分けていました。

    ちょっと衣装を変え、カツラを変え(るが途中で落ちた)、声を変え、お客さんにはバレバレですが、そこがまた笑えて、哀しくもあります。

    お隣さん同士の憎愛、怪しい家庭教師、不倫、子供、なんでもあり。迷路のようなセットの中を二人は駆け抜け、ラッキーなお客さんは梅舟さんとハイタッチや銀行のグッズを手渡されたり(但し、予算の関係で回収されました)。

    「赤」と「緑」はルパンか…

    梅舟さんは「年末(2012/12@ BASE)」以来でした…2時間目一杯。

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