期間 |
2014/08/30 (土) ~ 2014/08/30 (土)
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劇場 |
斜里町公民館ゆめホール知床
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出演 |
中嶋朋子、西島千博 |
脚本 |
シュテファン・ツヴァイク |
演出 |
行定勲 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 2,500円
【発売日】2014/07/01
前売一般 2,000円、高校生以下 1,000円 (当日各500円UP/全席指定/税込)
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公式/劇場サイト |
http://www.parco-play.com/web/program/director_2014/
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
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タイムテーブル |
2014年8月30日(土)19:00開演(開場は開演の30分前、未就学児の入場不可) |
説明 |
ベートーベンのピアノソナタとともに、女はその狂気の刃をむく 抑圧された心の奥に潜む、狂気をテーマとした 女性モノローグドラマ「見知らぬ女の手紙」
ドイツ文学の旗手・シュテファン・ツヴァイクによる、 手紙をモチーフとしたモノローグドラマ、「見知らぬ女の手紙」。 恋のやりとりにおいて、通常では到底考えられない思慕の念。 その、常軌を逸したともいえる情念にとりつかれ、手紙に託し、一方的に思いを伝える女。 お涙頂戴的恋愛小説には決してなりえぬ、激しさを描いた、ツヴァイクの傑作。
パルコ劇場で2007年8月から不定期に行われているドラマリーディングシリーズ “Director’s Choice”。演出家たちがこれからのパルコ劇場に求めるトライアルとしてスタートしました。
限られた時間と空間で、最もシンプルな上演形態による、優れたテキスト作品の可能性を、高い演出力によって創作していく『ディレクターズ・チョイス』。 そうしたコンセプトで企画・制作された行定勲/演出のシュテファン・ツヴァイク作『見知らぬ女の手紙』は、大変評判が高く、2008年、2013年に引き続き、2014年も上演することが決定いたしました。
3度目となる今回は同作品のさらなる可能性を探求し、新たなる空間にて再現するために、北海道という、中嶋朋子にとってのゆかりの地で上演いたします。 どうぞご期待ください!
<ストーリー> 世界的なピアニストは、演奏旅行で一年の大半は自宅を留守にする。そんなある日、久々に自宅に戻ってみると郵便物の束の中に、妙に分厚い、しかし見覚えすらない文字でつづられた女からの手紙が届いていた。 まったく知らない女である・・・。 その手紙はこう記されていた。 まもなく28歳を迎えるというその「女」は自分の12歳の時の話を始めた。12歳と言えば小学校でいえば6年生。 そんなある日、「女」の家の真向かいにピアニストが越してくると聞いて胸をときめかせたのだそうだ。それは恋心というより、好奇心。なぜなら、威厳のある神々しいピアニストが現れることか、と想像していたから。 ところが若くて、恋心を焦がさせるような、あ・な・たが現れた・・・。 その日から「女」はあ・な・たとの人生が始まった・・・というのだ。 この時は道路ですれ違いざまに声をかけてもらったにすぎなかったのだが、それからひたすら、あ・な・たの行動を、絶えず観察し、追っていたそうだ。 それから6年が経ち18歳になり、肉体的にも女になっていた。 そんなある日、あ・な・たは、「女」に声をかけた。それも女として求めて・・・。 あ・な・たは気まぐれとしてその女と関わった。わずか、3日くらいの生活をともにして・・・・。 演奏旅行から帰ったら連絡すると約束したが、あ・な・たからの連絡はない。 しかし、女は、ひたすら待ち続けた。いつ、再会のチャンスが訪れるか、わかりもしないのに・・・。 ところが「女」は子供を妊ってしまった。あ・な・たの子を。子を産み、育てるために必死で働いた。時には身体を売ることもしてた。あ・な・たにそっくりな子供を大きくするために・・・。
そしてさらに6年が過ぎたある日、あ・な・たは、またこの「女」に声をかけた、まったく見知らぬ女として・・・・。 |
その他注意事項 |
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スタッフ |
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抑圧された心の奥に潜む、狂気をテーマとした
女性モノローグドラマ「見知らぬ女の手紙」
ドイツ文学の旗手・シュテファン・ツヴァイクによる、
手紙をモチーフとしたモノローグドラマ、「見知らぬ女の手紙」。
恋のやりとりにおいて...
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