マグノリアの花たち 公演情報 マグノリアの花たち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
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  • 鋼鉄の花
    アメリカ南部の強く美しい女性たちのプチ群像。背景はとっても暗いし重いし悲しいけれど、そこで花のように、はかなく明るく生きている人たちのお話。
    チャーミングで個性的なな日本の女優さんたちの贅沢なプロデュースでした。

  • 満足度★★★★

    南部浮世床
    気の合う友だちがいることは幸いです。

    ネタバレBOX

    アメリカ南部の小さな町の美容院に集う女性たちの悲喜こもごもを描いた話。

    マリンの娘で重度の糖尿病患者であるシェルビーの結婚式当日から始まり、妊娠して出産を決意したとき、出産を経て人工透析が必要な身体となってしまい、マリンの腎臓を移植する手術の直前、そしてシェルビーのお葬式の日までの数年の様子が描かれていました。

    大切な友だちがいれば喜びは何倍にも増やすことができ、悲しみは何分の一かに分け合うことができると言った感じの話に、小さな町であり、知り合いの噂話に花を咲かせるシーンが加わるまさにアメリカ南部の浮世床でした。
  • 満足度★★★★★

    ブラボー
    リピート。

    二度観て またさらに味わい深い。女が惚れるキャラクターの6人。

    いままで幸せだったその代償なら きっちりと支払いたい と 言い切るシェルビーに…

    台詞に 音楽をかぶせないとこもブラボー

    食い入って 食い入って 観通しました

    ネタバレBOX

    劇中で使われる 甘いヘアスプレーの香りで 観客の位置よりもっとライブに近づけたと思う。

    古きよき時代のアメリカ郊外の美容室一室をそのまんま持って来たんじゃないかと思える細部に丁寧なセットが素敵。
  • 満足度★★★★★

    名作
    上演時間110分。技巧に走らない演劇らしい演劇で、引き込まれた。原作の良さも大きいとは思うが、適役だらけでキャストにマッチした脚本と、それを演じた出演者の演技とのマッチが素晴らしい。

  • 女優ばかり6人、圧巻。
    翻訳脚本の言葉の選び方が絶妙。
    中劇場で演ってもらいたい内容。

  • 満足度★★★★★

    映画は 観てませんが
    ほんとは 翻訳ものって苦手なんですが この2時間あまりの芝居、その苦手が気にならなかった。舞台の空気に引き込まれるのが早かったですから。原題は Steel Magnolias というのですね。なるほど、とは思いますが、邦題のほうが私は好きです。

    マグノリア、泰山木の花は 白く 大きく ふっさりと咲きます。気品ある芳香で、優雅な佇まいです。人生の「荒波」に立ち向かう彼女たちに、その品を感じました。立ち向かう?いや、泣きながらでも憎まれ口叩きながらでもそれを受け入れ、そしてへこたれない。

    だから たくさんの涙があってもこの芝居はハッピーエンドなのです。からりと明るいのです。所々で使われたカーペンターズの曲のように。

    27日も観させていただきます。

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