満足度★★★
エグミが強すぎた
特殊な設定を用いフィクションの態を取りつつも障害者を取り扱っていて、観ているこちらがツラくなってくる。あと、食べ物ぐちゃぐちゃにするのも度が過ぎている、冒頭のワカメから引いてしまって、ラストシーンも食べ物の投げあいなので、僕にはエグミが強すぎた。
かなり深く事象を抉ってくるし、洞察も鋭いと思う。価値観を揺るがす作品が好きだが、ある程度の共感がないと嫌悪感が先に立ってしまう。嵌まる人には、とても評価されるだろう。久々に合わない。しかも、それがとても残念だ。
満足度★★★★
爽快!
ストーリーはなかなかキワドイところを行っているけど、バランスの良くちりばめられた笑いのポイントと相まって、嫌味のない作品になっていた。何より終演後の爽快感がすさまじい、舞台上はすごいことになっているのに…。『キャンベラに哭く』に続き、”長井短”の魅力が満載だった。
満足度★★★
手作りポケモン図鑑
今日も佐藤佐吉演劇祭2014+へ。
演劇祭、基本的に突き抜けた団体・作品ばかりだけど、ここもなかなか奇抜ではあった。
ただ、自分の印象ではハマっていない様に思えてしまった。
もしかしたら演劇祭を観ている中でこちらが慣れてしまっているのかも?
10数年前まで遡る事になるのですが、自分が学生の時に観た学生演劇に雰囲気が似ているかも。
もしかしたらそのもの。
佐藤佐吉演劇祭のパンフを持っていくと手作りポケモン図鑑が貰えるんだけど、そちらの方がインパクトあったし、面白い、になってしまうのだよなあ。
他のお客の反応を見てもその傾向が強い様な。。
アンケートの何で知ったか欄に「演劇祭関係で」があったのは好印象。
客入れのスタッフワークが派手ではないけど丁寧で良かった気がする。
満足度★★★
観てて楽しくなってくる
世界がそんな理由で愛を避けている訳じゃないと思いますが
特殊な病気が蔓延する仮想世界だけど、名前が違うだけど現実設定。
そんな中で、吹き溜まりにたまった人達のなんとも言えない
変な行動が、妙に頭に浸透してきてなんだか可笑しくなる
病気の2人も唯一自分が正常と思っている一人もなんか似ている
演じている役者さんもピッタリな気になります。
突然口から天井から吐瀉されるドロドロ、説明もなくただ展開される
途中で気持ちよくなるから不思議ですね。でも初心者にはどうか・・・
初日観れてよかったです、素敵女優さんのサインもGET出来ました。
*TB予定より遅くなりました
満足度★★★★
思ったよりライトな印象
あっちこっち話題・ネタが行き来するので観客の敏捷性が求められる舞台。
演劇的柔らかアタマの有る人には、刺激的であったり、かなり笑えます。
・・・・私は、何度か途中置いていかれそうになりましたが、面白みと危うさのバランスがとても癖になる味わい。もう少し毒があっても良かったかな。