満足度★★★★★
強いメッセージと渾身の舞台!
児童虐待という現代の問題を真正面から向き合った作品でした。
問題を隠すのではなく、そこに存在する問題点をえぐりだしていたので、観る人によっては辛い部分もあったかもしれません。
ただ、そこから目を背けても何も解決しない、真正面から向き合うことしか、解決への道筋はない、という作者さんの強いメッセージがそこにはありました。
役者さん一人一人が虐待という重いテーマに全力で向き合っている姿に、ずっと涙が止まりませんでした。
次回作も期待しています!
満足度★★★
全体的に主観的だった印象。
最初からクライマックスな感じで、2時間30分休憩なし。
正直後半になると何が何だか分からなくなってきました。
全部の台詞が全力投球で、一番言いたいこと、伝えたいことが埋もれてしまった印象。
白髪の女性が笑いを取ってくれたのが唯一の救いでした。
あそこで笑えなかったら、最後までもたなかったと思います。
あと、最初のサラの手先の使い方が所々印象的で美しかったです。
テーマとして扱われた虐待や精神病は、現代の大きな問題の一つ。
こういった事柄に多くの人がもっと興味・関心をもつようになるといいですね。
一つ気になったのは、終演後の制作さんの態度。
挨拶もなく「アンケートお願いします。」と高圧的に言われ、「書け」と言われたように感じました。
そういうつもりでは無かったにしろ、もう少し気にした方が良いのではないでしょうか…