先生のオリザニン 公演情報 先生のオリザニン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★

    キャストを変えて、もう一度!
    目の付け所は、素晴らしいですね。
    歴史という砂の中から、よくぞ!発掘して来たものだと思います。
    読み物としてなら大宅壮一NF賞も夢じゃなかったんじゃないでしょうか?

    ただ、芝居は「読み物」ではありません。
    どんなにネタと台本が優秀でも、作り手に実力がないとアカン!
    この芝居観て思ったのは、作り手側が「鈴木梅太郎博士の苦労話」を持って来た時点で満足してんなぁ〜って事。
    加藤剛や知り合いが出演してるだけでお腹いっぱいな人とか、観劇自体が非日常の方なら場の雰囲気に呑まれちゃって「とりあえず感動!」みたいな(笑)

    でも、あくまで「いち芝居」としてしか観てないと、役者の演技はせいぜい30点でしょう。
    全くもって、役者が育って無い事を露呈してました。
    だって、「明治」という時代も人も何も表現できてないんだもん!
    特に女優は、戦前の女性の持つ品も知性も育ちの良さも何にも無い!
    栗原小巻が辞めるのも解るような気がします(だって、彼女と正反対な女優ばっかだもんな…)。
    役作りくらいしろよ!何にもリサーチしてないだろ!
    役者がアホなら、演出が教えたれや!

    演出家は、書店員じゃありません。
    「マイナー名著」掘り出して来るだけじゃ駄目なんです。
    ただ、台本は良いので劇団/演出/キャストをみんな変えて再演して欲しいですね!
    西川信廣あたりが演出したら、読売演劇大賞狙えるかも…(笑)

    あと、観劇料ボッタクリ過ぎっ!
    実力が、観劇料に見合ってません!身の程を知りましょう。
    知人の招待だから行きましたが、身銭を切るなら同じ三越劇場でも新派の方がクオリティ高いです!

  • 満足度★★★★★

    日本科学史の偉人
    まさに日本再発見的な内容でした。

  • 満足度★★★★

    研究者のあるべき姿!
    感想:脚気の原因であるオリザニン(ビタミンB1)を発見し、今話題の理化学研究所を設立した農芸化学者鈴木梅太郎の半生。弱者の立場に立った志の強さと信念、妻須磨子の内助の功、現実の厳しさを見事に表現。

    ネタバレBOX

    仕事で成功しても、娘さんを早く亡くすという不幸。
    人柄も立派につきるが、公私ともに思い通りにいかないのが人生なのか。
    最後はチョット寂しい!
  • 満足度★★★

    普通に楽しめた
    俳優座は前回観劇した時、魅力があったため観劇。
    また加藤剛さんにも惹かれた。
    上演時間150分(休憩時間25分含む)。

    ネタバレBOX

    当公演は、可もなく不可も無しという印象。
    あらすじもなかなか面白かったが、淡々と流れていった感じがする。
    場面切替の際に、説明と共に鳴らす鈴の音がアクセントを加えており楽しめた。

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