満足度★★
結構期待してたんだけど、今回はイマイチかな
以前観た 劇団昴の「親の顔が見たい」がおもしろかったので
結構期待してたんだけど、今回はイマイチかな。
舞台が修学旅行先の沖縄ということで
戦争とか基地の問題も触れられてはいるが
ストーリーの本筋は、誰が好きだとか告白するとか
なんかありがちなドタバタ喜劇。まあそれはそれで楽しいが、
登場人物がみんなステレオタイプな設定でなんか現実味がない。
「親の顔が見たい」は、現役高校教師らしいリアルな話だったが、
今回のは他の人でも書けそう。
畑澤さんは裏の反戦・平和へのメッセージを感じ取って欲しかったらしいが
過剰なドタバタで伝わってこず。
とてもよくできたお芝居、
だとは思ったけれど……自分としては、長い時間をかけてやっと学校という伏魔殿から逃げおおせたのに、自分から危険域に入ってしまった、みたいな感じ。痛烈ですわ、コレ。わたしのように、同窓会は欠席と決めてる種類の人間は、観ないほうがよろしい。解毒用に、『マシーン日記』が観たい。
満足度★★★★
幅広い世代で一緒に観られる佳作
演出は青年劇場のお客様向けで、ちょっと好みが分かれるかと思いましたが、言葉の意味をじっくり味わえて、親、子、孫と世代を超えて観続けられるお芝居だと思います。古い旅館のたたみの部屋から、瞬時に世界へと思考を飛ばせる、この幸せ!
満足度★★★★
ユースチケットもありますし。是非。
しっかりエンターテイメントしながら、メッセージは丁寧に。巧いなぁと。平均年齢高めな客席。それが悪いとまでは言いませんが、もったいない。
伝えていきたい一本だと思いました。この青年劇場の公演は20日(金)まで。
今後、高校生による上演があれば是非観たいです。
満足度★★★★
学生にちょっと昭和っぽさを
感じるものの、修学旅行の女子高生達の話として違和感なく成立している。55分を100分にした脚本も話に広がりが出て○。