「ぼくはだれ」 公演情報 「ぼくはだれ」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    おもしろい
    喜怒哀楽...様々な感情が湧いた舞台でした。
    とても観やすいお席だったので、あっという間にお芝居に引き込まれました。
    冒頭の万引き犯のくだりは、私が店舗に勤めていた時の事務所の光景そのもので、実にリアルでした。
    おもしろいとタイトルに書かせていただいたのは、キャストの皆さんの演技力...
    こんなに実力を持たれた方ばかりの舞台を拝見したのは久しぶりで、終演後の素直な感想がおもしろいだったのです。
    ひとつだけ言わせてもらえば、ネクタイってあんなに毎日代えますか?

  • 満足度★★★★

    ドキュメンタリー調の人間ドラマ。
    重厚で見応えのある人間ドラマでした。今回は再々演という事らしいので、さすがに熟成されている印象を受けました。


    上演時間:約110分

    ネタバレBOX

    取調室を舞台にした一幕物ではあるけれど、単に事件を扱うのではなく、取調室の中で起こるいろんな出来事(事件に絡む人間模様や警察の内幕)なんかを淡々と並列に描いていくスタイルはなかなか見応えがありました。

    さすがに、密室劇でしかも濃く張りつめたシーンがずっと続くので、ちょっと長く感じた。。。
  • 満足度★★★★

    密室
     我らの生活する現代、とある警察署の取調室。スーパーで万引きをしたスナックの女、拳銃で3人を殺害した男の取り調べが行われている。彼は、子供の頃、両親を強盗殺人犯に殺されているので、復讐の可能性や精神鑑定の必要も認められるのだが、本人が強硬に精神鑑定を拒否。死刑への道を選ぶ。
     さて、これらの被疑者に混じって別件で引っ張られた男、を巡る攻防が、メインストーリーだ。シナリオ、演出、演技、効果音や照明どれも完成度が高い。また、取調室の違いを壁掛け電話の位置の違いで表すなど最小限の変更でキチンと効果を上げている点も見逃せない。舞台の構造上、座る位置によって細かい表情が追えない点があるのが残念。それがなければ満点だ。(追記後送)

  • 満足度★★★★★

    劇場の利点
    取調室の物語というのは、捜査して犯人を追いつめ逮捕という動的要素の多いテレビの刑事ドラマと比べて、極めて地味なものになってしまうのではないかという先入観がありましたが、単なる杞憂に終わりました。小劇場の密室状態が効を奏し、巧みな心理描写によって臨場感はMAX。見ているこっちもハラハラドキドキ。あらためてテレビと劇場との違いを実感しました。

    ネタバレBOX

    警察の物語なので、起訴でとりあえず終わりというのは仕方ないと思いますが、そこから先の濃い〜ドラマも見たいなあ。

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