満足度★★★★
NAGOYAダイヤモンド「いっぽんのキ」観ました
「真夜中の弥次さん喜多さん」で知られる名古屋のベテラン俳優・小熊ヒデジさんが開催している、名古屋演劇教室の発表公演。
今年は、老若男女や経験、いつにも増してバラエティー溢れる人材が。(バンドやってる方や、白髪のご夫人、中学三年生の女子も!)
そしてみんな、役者として自分を制御できているのが、初心者と思えない。。。(これができない人もいるんだ)
今回使用した戯曲は、北村想さんにしてはやさしい感じ。
一本の木を軸にした短篇集、なのだけど、ハートフル、ハード、ファンタジー、SFと、世界観はバラバラ(木もそれぞれ別の設定)。
一本の木が軸に、というには物語の積み重ねが弱いのが残念。
出演者で私が注目したのは、都倉有香さん。
平塚直隆さん(オイスターズ)作・演出の短編「音」(女子バージョン)に出演されたのを観たけど、その飢えた有り様がすごかった。。。(平塚さん作・ごまのはえさん演出「豆」にもコロスで出演)
やっぱり、出演者が最大の魅力!
来年も、どんな人が舞台に乗るか、ここから舞台表現にどう関わっていくか、楽しみです。