満足度★★★★★
翻訳劇の匂い
最近翻訳劇を観ることが多くなりましたが
美術とか衣装とか全体の雰囲気が凄く好きです。
ロッキングチェアとか最高。
そして小さな劇場で観ることが少ないこの役者さんたちを観られるだけでもワクワクしました。
満足度★★★
大人気ない兄弟喧嘩に笑う
粗暴なバカ兄弟、でも兄は弟に偉そう。兄弟の父親の死亡原因や近所の警官自殺騒ぎ、その町で倫理、更生、努力を試みる、ややアル中気味の神父。
観劇前は作家特有の閉塞感を占める内容?と予想してたら、兄弟の言動からくる客席の笑いの多さと、歴代のアイルランドを舞台とした閉鎖的だけど泥臭さの少なさに「あれ?」と違和感。
なんかもう少し深層がある話のように思えたんだけど。
最近の翻訳劇は家族間、特に兄弟喧嘩で誹謗中傷、罵倒を繰り広げる題材が多いような気がするが、たまたまかな?
小川さんと二村さんらしい舞台セットだった。神父とガーリーンの場面セットは面白かった。
約100分。