満足度★★★★
ダマして、ダマされて
1月の公演に続いて、今回も観に行きました!
普通、ゲームは観ているよりも実際に行っている方が面白いはずなのですが、このTLPT、人狼ゲームをアドリブ芝居にした舞台は、そんな常識をくつがえす、不思議な魅力を秘めた舞台でした♪
毎回ランダムで役割が決まるので、たとえ出演者が同じでも展開がガラッと変わるのが特徴です!
僕は2回観ましたが、両方とも預言者が名乗り出るタイミングが勝敗を分けたように思います。
本物であっても人狼であっても、後から出てきた人は疑われやすいみたいです(^^;
役者の皆さんもアドリブであっても、決してキャラを捨てずに演じてくれるので、とても感情移入がしやすく面白いです♪
今回は特に濃いキャラが多かったように思います。
良いところづくしの舞台なのですが、会場が満員電車並みにせまいのが欠点...
特に投票用紙を渡したり、考えを集中するにはマイナスです。
これだけ好評なのだから、次回は広い会場で行って欲しいと思います。
満足度★★★★★
13名の登場人物の論戦が凄かった
今まで見た人狼の中で一番論理的で楽しめました
先の読めない展開に今回の予想は大きく外れましたが、
11人の人狼当てた方の中で3人の完全回答正解者がいました。
凄い推理力ですね~
(全席指定で今回は約100分ぐらいでありました)
満足度★★★★★
最後までワクワクドキドキ!
初めて参加したのですが、最初にちゃんと説明があったからすんなり劇に入り込めました。始まったらもう、人狼さがしに夢中!役者さんたちみんな上手いし、声も素敵!1度参加したら、絶対また行きたくなります!
頭が良くなる人狼ゲーム
『人狼ゲーム』は「脳トレ・ブーム」の2005年ごろに流行していれば、茂木健一郎氏あたりが解説本を発行していた ことだろう。
当然、今も その中毒性に取り憑かれた日本人は増殖中であり、これからも それは変わらない。
ただし、『人狼の王子様』やルミネザヨシモト『滑狼』(すべろう)など、派生版も多くなってきたものの、少なくとも前者は さほど評価を得ていない。
これは何を意味するのか。
『人狼ゲーム ライブプレイングシアター』を初回より監修する人物が、渋谷「ドイツゲームスペース@Siibuya」の運営にも携わる児玉健氏である。
5日14時〜公演は彼による10分程度の解説つき だった。
「高度な技といえますね」
「このアピールする力は中々、できること じゃない」
つまり、私が解説から何を分析したかというと、【「人狼ゲーム」は心理テク】である、ということだ。
たった2日間の出演にもかかわらず、「何度も稽古に来てくれた」キャストもいた。
もし、役者が13人揃い、パーティーゲームよろしく「人狼ゲーム」をプレイするだけなら、事前にルールを教えてしまえば それで稽古をする必要もない。
『人狼の王子様』が不興だったのも、「とりあえずイケメンを集めて、人気の『人狼ゲーム』をやろう!」という、パーティーゲーム感覚が理由ではないか。
こうした腰のいれ方の差が、舞台化本家『人狼 ザ ライブプレイングシアター』に他団体を追いつけなくさせている。
5日14時〜公演は「人狼チーム」2匹の勝利だった。
【内訳】
「人狼」
=ダンカン(池永英介)
=エスター(横山可奈子)
=メイソン(石井由多加)
「狂人」
=ソール(ウチクリ内倉)
今回は一日目に人間=デイジー(寺島絵里香)が「人間を絞り込もう」とする提案から始まった。
すると人狼=エスター、人間=キャシー(朝倉怜奈)、人間=ハイラム(澤田拓郎)の計3名が手を上げ、「能力者ではない普通の人間」を主張した。
「このなかに人狼3匹はいないだろう」は議論に参加する13人全員の共通認識であった。
※続く