さん吠えめ 「明日は天気」「わたしのお父さん」 公演情報 さん吠えめ 「明日は天気」「わたしのお父さん」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 満足度★★★★

    会場の活かし方も見事
    岸田作品は日本間でオノマ作品は洋間で、と会場の特質を十二分に活かして見事。
    特に後者は客席前方以外、上演スペースの3方向に上下(!)まで立体的に使って効果抜群。
    また、準・古典(?)と現代作家作品の対比も◎。

  • 満足度★★★★★

    無題996(14-035)
    11:30の回(曇、寒い)。動画で予習済みなのでスイスイ歩く、途中で確認、何回か角を曲がり会場へ。急な斜面にあるロッジという佇まい。10:50会場着、入口(玄関)で受付し、会場の一つであるリビングへ、中では熱いお茶が振舞われ、ひと息つく。戸外、庭、林、七輪、枯れた色合いのテラスの木々、葉が風に揺れ、少し残った雪が「寒い」と言っているよう。

    「花束を渡すのは誰だ?(2013/3)」も素敵な会場でしたが、此処は住宅街にぽっかりできた異空間のようでした。

    芝原さんは「犬と花(2011/4)」が最初で、その後は「とても個人的な〜」などの南さんの作品。平佐さんは「夜と耳(2012/7)」、オノマさんの作品「テヘランで〜(2013/1)」、shelf「弱法師 (2013/6)」。若林さんは「蝶を夢む(2013/8)」「アクアリウム(2013/12)」…あとは「38mm」のライブにも行きました。加藤さんは本作が初めて。

    「わたしのお父さん」は、2012/3@ST、オノマさんご自身の演出で観ていて、今回が2回目です。

    11:10和室へ移動、11:32前説、「明日は天気」〜12:10、階下のリビングに移動、「わたしのお父さん」12:12〜12:58終演。この家の造りを生かし、和室(旅館)/洋室(自宅)と雰囲気も変え、外の庭(自然らしさがいっぱい)も使った演出。

    ネタバレBOX

    此処、ルーサイトギャラリー(水辺のデッサン)、gallery園(女/生/徒)、ギャラリースペースしあん(くもりぞら)、民家を使った個性的なお芝居は、その場所、天気なども含めずっと記憶に残るようです。本作も、障子に映る庭の池からの波紋が幻想的、キッチンや上階/下階を使った展開がこの家に住んでいる家族のお話によく合っていました。

    やはり、海、雨、チベット...「自然」を感じながら観劇できる環境での公演がいいですね。

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