期待度♪♪♪♪♪
ブレたっていい。お前が「芯」ならば。
演劇にできることは何か。
前回『太平洋食堂』は、弱者の目線に立ち、新聞やテレビ・ニュースでは伝えられない「埋葬史実」
を、観客の前で再現してみせた。
それは、洞窟で秘密を打ち明ける二人の男女。いや、間違いなくカップルなのだが、コウモリと同程度の人数である。
洞窟全体に血肉のエネルギーが充満している。
『メメントC』が提示する「太い線」は既存のメディアとは かけ離れており、観客側は「演劇」であっても、小説以上の想像力を駆使しなければならない。
これが演劇にできることの 一種の正体だ。
期待度♪♪♪♪♪
歴史
南京で何があったか、ということについては、アベタイプの見解は見えているのだが、自分は、やはりあっただろうと信じる。中国大陸で日本人が何をやったか、実際に兵士として行っていた人々から複数の証言を聞いているし、日本軍が、作った写真集も見たことがある。そこに映っていた日本人の何と偉そうな、醜い姿であることか。
期待度♪♪♪♪♪
観たい!
『太平洋食堂』でその筆力に驚いた嶽本あゆ美さんの新作、しかも、ご自身で演出もなさるという!ぜひ観たいです!
テーマも、今の社会状況にかつての侵略の問題を問うということ、素晴らしいと思います。