さいあい~シェイクスピア・レシピ~ 公演情報 さいあい~シェイクスピア・レシピ~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    大爆笑と発見。
    難しい事をやっているんだか、やっていないんだか。
    シンプルなのに深く、そしてきっともっと噛み砕き何度も観たくなる作品でした。

    シェイクスピアは短いにない。でも野菜は身近にある。
    共通しているのは”あい”。

    改めてあいってなんだろうと考えさせられてしまいました。

    あまりにも、奇想天外だったので、突っ込みどころ満載で、終止にやにやしてしまいました。

    次回が楽しみです!!

  • 満足度★★★★

    さいあい~シェイクスピア・レシピ~
    何度も上演されてきたそうですが、やっとシアタートラムで初見。最初どうしたらいいのかドギマギしたけど、最後は感動しまくって落涙!

    ネタバレBOX

    お父さんのソロが素敵だなぁと思ったら、その人が作・演出のスズキ拓朗さんでした。
  • 満足度★★★★★

    さいあい
    とっても楽しい時間でした。
    表情豊かでユーモアに溢れた野菜たち、どんどん散らかる舞台。
    始まりから終わりまで、「楽しい」があふれていました。
    野菜たちが純粋に発するセリフにハッとさせられる瞬間もあり、
    見ごたえもありました。
    tamagoPLINさんのファンになりました。是非また観たいです。

  • 満足度★★★★

    グレードアップ
    何度も再演されている作品で、2011年のタイニイアリスと学習院女子大学での公演を観たことがありますが、出演者数が増えて美術や照明も立派なものになり、作品として進化していました。

    基本的には過去に観たものと同じでしたが、中央に一段高いステージを設けて床下から人や小道具の出捌けをしていたこと(トラムはステージ下に奈落があるので、床を上げなくても同様のことが出来ると思いましたが)と、最後に『夏の夜の夢』のパックの後口上が引用されていたのが新たな要素の中で印象に残りました。
    ストーリーが分かっていて、しかもベタな内容なのですが、終盤の展開にはやはり心を動かされました。

    個人的にはハイテンションで騒がしかったり、児童劇みたいにわざと子供っぽく振る舞う演技は苦手で、この作品もその様な要素が非常に多いのですが、それを気にさせずに物語の世界に引き込む手腕が見事だと思いました。

    小劇場演劇は公演の度に新作を発表するのが一般的ですが、この作品の様に何度も再演しながら更に良いものへと育てて行く方法を取るのも価値があると思いました。

  • 満足度★★★★

    泣くな乙女
    面白い。110分。

    ネタバレBOX

    自分の不注意で母を死なせてしまった畑実は野菜が嫌いになった。父は仕事に忙しく弁当を作ってくれる人もなく、学校ではいい扱いをされず演劇も下手くそである実は自殺を考えるが、ど根性野菜に邪魔される。「あい」を理解しようと人を理解しようとする野菜たちに、シェイクスピア台本で「あい」を教えようとする実だったが、自分はダメだとふさぎ込む。野菜たちの「愛」を受け取った実は、自殺を考えている父に野菜弁当を渡し二人で食べ、心を取り戻す…。

    タイニイアリス公演も見たけど、トラムの大きさでもしっかり作られてて良かった。あのゴチャっとした感じも、ドロくさいけど暖かい感触も、しっかり残ってた。あと主演の柴田千絵里がかわいくなってた。作品的にはあんまかわいくない方が良いんだろうけど。

    人=愛だから人を理解しようとする野菜たちのひたむきさと、愛なんて良く分らなくなったという実の一生懸命なとこに心打たれる。怯えて自信無くしてって実にど根性野菜たちが勇気を分け与えるよう。劇中歌とのミックス具合も○。もうちょいしゃべりが聞き取りやすいとなお良かった。

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