満足度★★★★★
濃縮
一つの本の解釈を軸に物語をあれだけ広げる細やかさが見事。ノリがいいアップテンポな展開なのに、いつの間にかキャラクターの一人一人にそれぞれの物語が刻まれていて、語らなくても滲みだせる雰囲気が素敵。
満足度★★★★
ぐるぐるぐる…!
初日観劇。
テーマは「女王の盲景」の絵本バージョンといった感触でした。シンプルかつ分かりやすかったから、サクッと深いとこまで一息で刺さる。
考えたくなる要素が山盛りで、あっちもこっちもと考えていたら見失いました!ぐるぐる!
「眠れない羊」や「深海のカンパネルラ」を思い起こさせるシチュエーションにも、作者の意図があるのでは…と思わず深読みしたくなります。
鳥越さんの熱演に思わず涙。きっとたくさん苦しんで生み出した役なんでしょう。とても丁寧な表情が印象的でした。