こまつ座第102回公演
こまつ座第102回公演
実演鑑賞
他劇場あり:
2014/01/16 (木) ~ 2014/02/09 (日) 公演終了
休演日:1/21,28 2/4
上演時間:
公式サイト:
http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#130
期間 | 2014/01/16 (木) ~ 2014/02/09 (日) |
---|---|
劇場 | 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA |
出演 | 大竹しのぶ、木場勝己、梅沢昌代、山崎一、阿南健治、神野三鈴 |
脚本 | 井上ひさし |
演出 | 栗山民也 |
料金(1枚あたり) |
6,300円 ~ 8,400円 【発売日】2014/01/16 入場料:8,400円 /学生割引 6,300円(全席指定・消費税込) ※学生割引:中学、高校、大学、各種専門学校ならびに演劇養成所の学生対象 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 2014年、こまつ座30周年の幕開きは、2002年の初演時、数々の演劇賞や文学賞に輝いた『太鼓たたいて笛ふいて』を上演いたします。 『放浪記』で一躍文壇の寵児に躍り出た女流作家・林芙美子。奔放に生きてきた人生を写すが如く、原稿用紙に向かっていた。世間の風は戦争へ突入すべく、日増しにきな臭さが強まりはじめていたそんな中で、芙美子は人生の切り売りだけで小説を書くことに行き詰まりを感じていた。そして、時流にあわないという理由で出版した本が発禁処分されてしまう。 芙美子につきまとい、金儲けを企むプロデューサー三木孝は、"戦さはもうかるという物語"と芙美子を刺激、説得し、従軍記者へと仕立て上げていく。そして、内閣情報部と陸軍部から派遣され、太鼓たたいて笛ふいてお広目屋よろしくふれまわる物語を書くために、シンガポールやジャワ、ボルネオと従軍した林芙美子が目のあたりにしたものは、国土拡大を大義名分にした、日本軍による東アジア侵略であり、暴挙であった。 戦後一転として、まるで贖罪するかのように『浮雲』や『めし』など、わたしたち普通の日本人の悲しみを、生活を、ただひたすらに書きつづけた、作家林芙美子を描いた音楽評伝劇です。 大竹しのぶ、木場勝己、梅沢昌代、山崎一、阿南健治、神野三鈴、不動の六人の俳優と朴勝哲のピアノ演奏に、井上ひさしがあつく信頼をおいた栗山民也が演出の腕をふるう、井上流音楽評伝劇の金字塔が六年ぶりによみがえります。 みどころ 昭和10年、若き日の貧しくも奔放な浮草暮らしを詩情豊かに描いた『放浪記』で、華やかに文壇に登場した林芙美子。 彼女はつねに高い人気を誇った昭和のベストセラー作家だった。戦中は従軍記に手を染めたが、戦後は一転、民主文学の担い手となる。そう、彼女の文学的真価と人生の真実は、あの戦争を挟んだ後半生にあったのだ。 ――女流作家林芙美子の半生を描きながら、彼女と共に激動の昭和を生きた人々の姿を、楽しく、鋭く、そして静かに浮かび上がらせます。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音楽:宇野誠一郎 ピアノ演奏:朴 勝哲 |
トラックバックURLはこちら
『放浪記』で一躍文壇の寵児に躍り出た女流作家・林芙美子。奔放に生きてきた人生を写すが如く、原稿用紙に向かっていた。世間の風は戦争へ突入すべく、日増しにきな臭さが...
もっと読む