満足度★★★★
電動夏子安置システム評価
劇団チョコレートとJACROWは個別のページが有りましたので、評価と感想はそちらに書かせていただくとして、
ここでは、個別のページが無い「電動夏子安置システム」のみの評価と感想を書かせていただきます。
単純に面白かった。
テーマを決めて、決められた時間の演劇で勝敗を決するとなると、どうしても「武器」を持っている所が良く見えると言うか面白く映るし、評価も高くなる。
この場合、武器はドタバタコメディ。
その意味で、戦略は間違っていないし、内容も面白かったので戦術も間違っていないと思われます。
満足度★★★★
主旨がよく分からなかったのが残念
人気劇団が3つ集まっての公演は観客にとっては涎モノでしたが、このイベント自体の主旨がよく分からず、せっかく100万円をかけるならもっともっと宣伝して演劇界を盛り上げれば良かったいいのにななんて思いました。個人的には、好きな劇団チョコとJACROW、初見の電夏といったラインナップでしたが、安定のチョコ、ちょっとあれれのJACROW、やっぱり一位の電夏といった結果でした。
満足度★★★★
各団体のカラーが如実に
3団体による「サムライ」をテーマにした40分の短編の競作。
劇団チョコレートケーキは訴えるべきことを、JACROWは演劇技法をそれぞれ前面に押し出し、電動夏子安置システムは作品としての面白さを追求した、という印象。
各団体ともよく観ている身として、冒頭部分からそれぞれのカラーが丸出しと言うか、その団体の空気がその場に広がり「そうそう、ここはこの感じだよね」とニヤニヤしたりも。
なお、このような観客投票によって順位を付ける場合、かつて劇団福耳がA-1グランプリで行っていたように「1人2票として同じ団体には2票入れない」方式にすれば、より公平になるのではないか?(投票を監視する必要が生ずるかも知れないが)
満足度★★★★
結果を聞いてなるほどと。
チョコーレートケーキさん-演目に対して会場が広すぎた。
JACROWさん-演目に対して時間が短すぎた。
という印象だったので会場と時間に適していた電動夏子安置システムさんが一位と聞いてなるほどねという感じです。
上演順の影響もあるかもしれませんが、まあこの3本ならそう並べるよなあ、と。
実際面白かったですし、3団体とも流石という感じでした。
だからこそ、他の方たちも指摘されているように、今回のようなホールではなく劇場で観たかったなー
演目の間に暗転挟むなりしっかり区切ってほしかったなーなどと思わずにはいられなかったというか。
満足度★★★★
テーマ設定と運営には不満も残った
過去に受賞歴がある3実力派劇団がそろい、期待を持って観劇に臨んだ。
観客数に比して会場が広いので、自由席にしてもよかったのではと思いました。
作品と作品の間が暗転のままという感じで終わりと始まりの境目がはっきりしない。
幕も下りるホールなのだから、幕を下ろして装置替えするなり、照明を明るくするなり工夫がほしかった。
3作品で120分だからノンストップでなく、5分くらいの休憩を入れてもよかった。
出場団体は参加が決まった時点では会場は未定なのだろうか。
いつもの小劇場の間合いで作ってる劇団はハコの大きさと演出が合致せず、バラツキが出た。
「サムライ」という共通テーマをどういう考えで主催側が出したのかわからないが、はたして妥当だったのか疑問だ、
現代劇では「絵」にしにくい課題のためか、生かせずにコジツケに感じた劇団もあった。
個別の感想はネタバレで。
速報!
気になるかたもいらっしゃるかと思いますので一記事乗っ取り失礼。
企画元、参加団体含めて、電動夏子安置システムさんのとこでだけ速報確認出来たのですが、
観客投票第1位は
電動夏子安置システム「召シマセ腹ヲ」だった様です。
個人的にはやはり意識が高いんだな、とそれだけの事でも思います。
1位だったから、と言うのもあるかもしれませんが。
おめでとうございます!
※公式サイトの発表があったり、どなたかの感想で触れられたらこの記事に限り削除する可能性があります。
満足度★★★★★
別々の面白さがあった。
いつもほとんど一人で観劇するのですが、今回は知人と一緒に。一つ一つが濃密に感じ自分は楽しかった。遠いけど頑張って行った甲斐があったと思います。1作品40分は短く、3作品連続上演だと長い。また内容がそれぞれ大分違い、良くも悪くもあったのかなと思いました。投票するという意味合いでは、作風が違いすぎて公平に見れるのかなーと思います。以下後述します。
満足度★★★★
好きな3劇団
3団体による、優勝決定戦
チョコーレートケーキは、しっかりとその時代を見つめた、深く掘り下げた作品。
JACROWは東電OL殺人事件を題材として取り上げる。、ゴビンダ・プラサド・マイナリさんが容疑者とされたが、無関係としてネパールへ帰国。犯人はは不明となった事件。蒻崎さんの、狂気をはらんだ演技はさすがだった。
電動夏子は政治家をコメディータッチで描く、やはり面白い。
何名かの方が指摘されているように、劇場が大きすぎるような気がした。(劇団の皆さんごめんなさい)
ルデコとか駅前劇場のような、観客と一体となった劇場で再演をしてくれたらうれしい。
蛇足であるが武蔵小山という町は始めて降り立ったが、なかなか面白そうな町で、何かあればぶらぶらとしてみたいそんな魅力的な町だった。
満足度★★★★
サムライ三様
企画自体はとても面白いし、投票制も興味深い。
小さいハコでやった方が、より作品が活かされると思う。
さらに共通のテーマを設けず「40分」という時間の縛りだけでも
個性が十分発揮されて、劇団のカラーが際立つかもしれない。
満足度★★★
贅沢な120分
3作品ともテイストの異なる作品でそれぞれの色が出ていて面白かったです。
が、作品終わりで幕が下りず、完全な暗転にもなっていなかったので、
「あれ、本当に終わったのかな?」と少し戸惑いました。
そのせいか、前の作品の空気を思いっきり引きずってしまいました。
上演順番の影響もかなりあったように感じます。
チョコレートケーキさんの作品が重厚で重い重い話だったので、
その後の作品でコミカルなシーンがあっても笑っていいのか?みたいな空気になっていました。
JACROWさんはその影響をモロに受けていたような気がします。
個人的には電夏さんの作品が一番好みでした。
他の2作品より起承転結の結が明確で、お話として一番スッキリしていたと思います。
満足度★★★
まとめて見られて幸福。
「サムライ」をテーマにしてはいるものの、時代設定は近代の日本。
三劇団のカラーがよく出た内容だった。
時間の制約、舞台の広さ、転換の切り替え等の際、興をそぐ面が多々感じられた。
面白い企画だったので、次回も行なう予定があるなら、他のテーマで見てみたい。また今回の各劇団の舞台、個別に再考して上演して欲しい。
チョコレートケーキは安定の重暗さ、JACROWは消化不良気味、電夏は理詰めの面白さ、という印象でした。
投票は悩んだけど、結果はいつわかるのかなー?速報、出してくれるのかなw?
初めて訪れた公共施設のホールは綺麗でした。
開場時、ホール内暗すぎw。今回の舞台はもう少し狭い劇場でも良かったような気がする。
40分×3公演の約120分。
満足度★★★
どこに投票したかは秘密
上演順にも結構左右されたかなという感じ。
最初にコメディーが来ていたら、
後の作品も、もう少し食いつきが良かったかもしれないと思いました。
公共ホールのためか、音響も残念な部分がありましたし、
観劇慣れしていない観客もいたのかもしれません。
シリアスな場面で鼾が聞こえたり、携帯のバイブ音が聞こえたりと
気が散る要素が多かったです。
企画自体は素晴らしかったし、参加団体も豪華で申し分ありませんでした。
次回があるなら、また観に行きたいと思います。
その時はもう少し小さい劇場でお願いします。
満足度★★★
評価が難しい~。
今回の3団体とも、私は初見だったので、
1団体40分で、2時間で3団体観られる!
というのは、試食的で楽しいと思いました。
お芝居の評価については、ほかのかたもおっしゃってるように、
好みでだいぶ別れるものになりそうですね。
40分って難しい
個別の感想は別記するとして、
40分の芝居って難しいと思った。細かく描こうとすると時間オーバーになるし、あまりにメッセージを絞ると、間延びした感じになってしまう。
その意味では、3つの団体ともよく考えているなあ、と思った。
ただ、3つ多分ばらばらだから好みが完全に分かれる気がする。
満足度★★★
総じて、この企画は面白かった
「サムライ」を共通のテーマに、持ち時間 40分の三劇団共演公演。
どの劇団も好きな劇団だったので、こういう企画は楽しみでした。
以下ネタバレ。
満足度★★★★
魅力的な企画でした
同じテーマ『サムライ』から作ったとは思えないほど、3劇団の個性の違いが輝き、それぞれが描く生き様の違いや見せ方の違いが、魅力的な企画公演でした。
3作品共通の美術、各劇団の活かし方の違いも、面白く、全役者さんレベルが高かった。
アッと言う間の、40分×3作品の2時間は、とても見応えありました。
違う作品に変わる際の間隔が、もう少し欲しかった。暗転を長くするとか、いっそのこと、5分休憩とかでは?観劇後の余韻が薄くなってしまうのは、残念です。
個人的には、チョコレートケーキさんが、特に素晴らしかったです。