満足度★★★★
無題903(13-332)
17:30の回(曇)。昼はダンス公演を都内とは逆方向(北)でみていて、そのまま帰宅予定でしたが、夜公演を眺めていて本公演をみつけたのでやってきました。17:00受付、「どちらの劇団ですか?」と訊かれ「へっ???」、ちゃんと名前はあったので座椅子席に座ります。小さな当パンをみると「演劇カタログ 幻想絵画」???、勘違いしていました。蛻皮表演が2時間、ではなく、4団体×30分(^_^恥)、でした。
他の3団体(Pyxis、ゲマヒカ@もうすぐ一周年、劇団Extrajoket)は初めて。企画の意図として「外に向かって表現していく機会」を作る、とありました(毎月1回)、なるほどー。4団体みて、やっぱり30分でお話をまとめないと難しいなぁ、と感じました。
「ゲマヒカ」は「赤ずきん」「一休さん」のパロディー等、3人の朗読が面白く笑ってしまう、蛻皮表演はもちろんいつもの「味わい」。蛸谷さんは、@兎亭、salty rockの公演に客演していたのをみに行きました(2013/10)が、蛻皮表演は「信仰連鎖(2012/9)」以来。
さて、本作は「@まめ芝(未見)」の新バージョンでしょうか(type02)。ロボット、アンドロイド、クローン…と「人」との物語には、ほんのり哀しみの香りがするのです。有機、無機。自然、人工。寿命、耐用年数。感情、計算結果、オリジナルとコピー、異質なものとの交流が実は我々自身の周囲との関わり方だったりするわけですね。
そんな想いがするお話でした。
余談ですが、座椅子席は背中の部分が低いので結構背中が痛くなるものです。コートなどをたたんで背もたれにすると少しは楽。