ミメイ 公演情報 ミメイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題909(13-338)
    18:00の回(晴)。少し早く着きました。会場前で、今まで(3作)、昼間の公演だったことに気がつきました。深い青に染まった夜空、浮かび上がる遠くのビル群、鼓動のように光る赤い航空障害灯、手前の住宅はシルエットになり、窓の明かりがみえます。

    17:30受付、開場。1列目桟敷席、2列目ベンチシート席、3列目以降椅子席。砂時計型のテーブルと極小の椅子、2セット。室温が「30℃」になるかも、ということでしたがそほど暑くは感じませんでした(場所によって違うのかも)。

    こちらは4作目...1年半になりました。当パンに本公演で4年生が引退とあります。「MOMOS(2012/4)」、「表に出ろいっ!(2012/10)」...浅賀さん、山下さん、演出水野さん、そしてスタッフのみなさん(浅賀さんは、@横浜で客演されたときにみに行きました)。

    最初どうしてみに行こうと思ったのか思い出せないのですが、「MOMOS」をみ終った後、次回もみに行こうと思ったことは覚えています。

    迫りくる厄災、理想郷を求め、.崩壊と再生。意図的に重くならないようにしているようですし、名前の仕掛け、終盤の展開はなかなかの腕前。私の好きな小説に「喪われた都市の記録」という作品があり---1972年のSF作品なので古本でしか入手できない(ハルキ文庫ならどこかにあるか?)か、無に還るとも繰り返し立ち上がる---この作品と重なりました。ただ、もう少し切替--「ミカケ/シカケ」等、が視覚的にもはっきりみえていたらよかったかなと思いました。

    4年生のみなさん、よい作品をありがとうございました。卒業後、それぞれの道を進むことと思います。もし、どこかの劇場でお会いできることがあれば出かけて行きましょう。

    ※細部までは理解できていないような気がするので、可能であれば、脚本を公開していただけるとありがたいです(MOMOSも)。


    ネタバレBOX

    11/24追記:「最後の審判」は、その意味で、人類の終わりの情景であると同時に、始まりの姿でもあるのだ。この『人類の始まりの姿』というのはねあらゆる危機災害災難に打ちのめされ、洗い流された果てに、なお生き残る人類の姿なのである。「ミケランジェロ(木下長宏 著)」より。※システィーナ礼拝堂「最後の審判」について。

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