満足度★★★★
感性の飛躍 ◎
”フィジカルシアター”と言う、言葉を極力用いずに専ら俳優自身の肉体によって表現する、パリ発祥の演劇技法を用いた作品。
上演時間は80分ほどでキャストが6人、セリフもわずか。なのでシェイクスピアの本家『ロミオとジュリエット』とは別物として観たほうが良いのかも。
アメリカとフランスの両演出家による作品なので、日本人の自分とは感覚の違いを感じるけど、”型破りで自由奔放”な表現&パフォーマンスの数々はとても新鮮で面白かった。ただ、全体を通してエチュードっぽい構成なので正直粗さは感じるけど…。
普段あまり演劇に馴染みのない人のほうがすんなり受け入れられそう。