1万円の価値
最初からとにかくハイテンションで、一体どんな話なんだ?!と思いながらストーリーを追っていきました。
それぞれのシーンや人間関係が少しずつつながっていき、その展開に、あるときは笑わされあるときは涙ぐみ…
上演中、かたときも目が離せませんでした。
特にシリアスなシーンではずっと気になっていたセット?の使い方や、細かな心情を表す演出にぐっとひきこまれました。
個人的にひとつひとつ笑いのセンスがばっちりツボにはまり、最初から最後までにやけさせられました。
自分も、何かの願掛けのために一度ぴったり1万円を使い切るチャレンジをしてみようかなあ、とちょっと考えています。
満足度★★★★
1万円が切り出す感覚
物語は観る側が展開を予想できないように歩み、
ふわっと流れていくのですが、
そこから切り出されてくるものに、
不思議な実存感があって、
ものの見事に取り込まれてしまいました。
満足度★★★
共感
皆それぞれの心の中に、鬱々した気持ちがあって、その解消方法(?)が分からないでいる・・自分の中にも通じるものがありました。共感できる部分もありましたが、淡々としているので少し退屈さを覚えました。役者さん達が、好演していたのに加え、登場人物が、いかにもいそうなタイプだったので、リアルさを感じました。面白かったです。
満足度★★★
心からの拍手を送れず。。
思わぬ形で戻ってきた1万円を映画学校に籍を置く青年が思わぬ形で使う話。
何か物足りなさが残り、カーテンコールで心からの拍手を送れなかった。
満足度★★★★
絶対オススメ!!
実は結構重たい1万円だったのね・・・その重さを軽さで包んで展開させて行くセンスは、かなりツボ!!役者さんがとにかくみんな素晴らしい。。自由に演じているようでこんな人いるわ~~という、共感も残してくれるという・・見る側への配慮が感じられる。ただ単に悲しませる、ただ単に面白くさせるという以上の何かを目指している感じが充分に伝わってきました。
満足度★★★★
初monophonicorchestra
面白かったです。井の頭線沿線を取り巻く登場人物で、人それぞれの一万円の使いみちを描きます。キャストは多彩です。小笠原結さんという役者さんがツボでした。作・演出の須貝さんのアフタートークも良かったです。ロングランなので是非多くの方に観て欲しい。1時間40分ですが、あっという間に終了。