摩訶不思議でふざけたコメディーミュージカル『豚デレラ』 公演情報 摩訶不思議でふざけたコメディーミュージカル『豚デレラ』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    2014年観劇初め
    下世話な部分(ワハハ臭?)に賛否ありそうながら軽演劇っぽさもあるミュージカル風味の長編コント芝居。
    しかしあれだけ個性的な…いや、毒のある(爆)面々をよく御したなぁ、βさん。
    比較的懇意な長身女優お二方はハマリ役的で、口字メンかわわ嬢も「あの人」がモデルの役を好演…いや怪演か?(笑)(←褒めているつもり)
    星はお年玉も含めて4つなるも芝居を初めてご覧になる方には「どちらとも言えない」ないし「お勧めはしない」か?
    それにしても単に遠近法を利用して奥行きを感じさせるだけかと思っていた下手の階段、本当に昇降に使うどころか奥の口から出入りまでするとはオドロキ。

  • 満足度★★★★

    しっかりとミュージカル
    まずというか、登場人物のキャラが濃すぎて、それだけで充分満足してしまいましたが、かなりミュージカルをしていましたね!?タイトルの元になっている「シンデレラ」からは家族設定のみしか感じられませんでしたが、ま、それはそれでいいかな~と、思わせる内容、楽しかったです!

  • 満足度★★★★★

    客いじりも楽し
    初笑いにふさわしいお芝居でした。

    ネタバレBOX

    客いじられも楽し。昨年末から結構いじられています。イケメンにハートを射抜かれたり、巨乳の次女に頬をなでられるという軽いものでしたが、それもまた楽しでした。

    いじられたくなかったら最前列は避けるべきです。何もこのお芝居に限ったことではありません。いつ何時災難というものが訪れて来るのか誰にも分かりません。そして、本当にいじられたくなかったら徹底的にうつむいて最大限の意思表示をするとかしなくっちゃ、そうでなければ一緒にノラなくっちゃ、せめて流れを止めることだけは避けなくっちゃ、と思います。

    宝塚のパロディは本当に楽しいです。遠近法的階段も良かったです。天は二物を与えて、あんなに身長が高くてすらっとして、アフターイベントの男女逆転大塚歌劇団を見ても足が長くて素敵なのに、歯茎も伸びちゃってね。

    スタートの暗転のときに、豚デレラがもさもさと上半身を動かしていたのは完全な暗闇では無かっただけに少し気になりました。それにしても、豚デレラの生着替えは迫力がありました。
  • 満足度★★★★

    要所をしっかり
    物語にしても、その表現にしても、
    いろんな要素がごった煮のように使われていて
    でもそれがカオスにならずクリアに伝わってくることに感心。

    ラフな感じも、物語の色として取り込まれて、
    オリジナルの楽曲も舞台にしなやかな厚みを与えて。

    コメディミュージカル(ミュージカルコメディ?)の看板に偽りなし、
    おもしろかったです。

    ネタバレBOX

    シンデレラを中心に、いろんなお話の枠組みが
    良い意味で無節操に取り込まれていくのですが、
    役者たちがロールに織り込まれた個性をしっかりと作りこんでいて、
    ぐいぐい引っ張ってくれるので
    観る側が迷わない。

    その役者達も、歌うべきところでしっかりと歌えるし
    狭いスペースで踊れるというか形を作れたりもするので
    よしんばグタグタ風の舞台であっても、
    そのグタグタを支える骨が担保されていて崩れないのですよ。

    主人公の豚デレラにはその体躯に加えて
    常に場全体を底辺で支え続ける献身的な演技があったし、
    異母姉妹たちにも、揺るがない個性で舞台に存在感を作り続ける
    力量があって。
    ロ字ックのふたりも良く鍛えられていて、
    自らのロールをくっきりと描き出すだけに留まらない、
    とり散らかった舞台上のベクトルを束ねうる
    お芝居の切れや懐の深さを感じる。
    男優たちも、女優たちの色を損することなく
    したたかに自らのキャラクターを舞台に編み込んでいて
    それぞれに好演。

    まあ、初日ということもあってか
    細かいところには、
    もっとしっかり決まればなぁという部分も多々あったのですが、
    それでも、舞台の下世話さにもあざとさにも楽しさにも、
    巻き込まれしっかりと浸されてしまう。
    場内の雰囲気や、ひとつずつのナンバーへの拍手、
    生演奏にのった歌からやってくる舞台の空気など、
    ちょっとオフオフブロードウェイの作品を観ているような感じもして。

    欲を言えば、ミザンスの作り方とか場面の繋ぎ方とかが更に研がれ、
    伴奏も1曲ではなくすべて生になり、
    (役者たちには生伴奏を舞台の息遣いに膨らませる歌唱力があると思う)
    場がもう一段作りこみこまれる等々
    いろんな精度がさらに上がれば、
    さらにミュージカルコメディとしての昇華が訪れ
    極上のエンターティメント作品へと歩むようにも思えたりも。
    でも、そのあたりの更なる進化の余白も含めて
    この舞台の味になっているようにも思えて、
    なにはともあれ、たっぷりと楽しませていただきました。





  • 満足度★★★

    荒さはあったが楽しめました
    笑わせますよ~という姿勢は大変好印象(^^)

    狭い舞台空間を、
    かさ張る衣装で頑張っていた役者さん御苦労さまな1時間40分でした。

    ネタバレBOX

    冒頭でお母様がタバコを吸うシーンがあるのですが、
    昔の漫画「海底人類アンチョビー」の悪役を思い出しました(^。^;)
    喫煙シーンは嫌いだが使い方は、なかなか巧かったですねぇ。
    配慮の仕方も上手でしたし~

    トンデレラという読み方でも受けましたが、
    ほんに衣装や舞台セットも頑張っていました。

    ちなみにアフターショウ付きで観客に5つの中から選ばせてくれたのですが、
    サービスで2つやってくれました(^^)
    男女逆転宝塚と化膿姉妹でありました。
    化膿さんはいまいちだったかなぁ~
  • 満足度★★★

    話の流れが今一つ!
    いろいろなキャラの登場人物がいるのだが、話の流れにうまく乗ってこないのが残念!お笑いの合間に歌があるという感じでミュージカルではありませんのでこれから観劇される方は心得て下さい。
    終演後のリクエストの2つの出し物は笑いがとれていたと思うので、本編に生かしたほうが良いかも!

  • 満足度★★★

    ☆3.5
    個人的に、ツボの箇所がいくつか有り、最後まで楽しめましたがあと一歩心に届いてこなかったかな。

  • 満足度★★★

    初笑い
    ミュージカルということで楽しみにしていましたが、ぶっちゃけ、まともに聞ける歌がありませんでした(笑)
    でも、そんなの関係ない。ベタな展開も下手な歌も(しつこくゴメン)、役者たちが身体を張った芝居で、まるっと包んで団子餅。グイグイ喉の奥に押しこんでくれます。詰まらせるわけにはいかないので、がんばって飲みこみました。
    苦笑と失笑も含めて初笑い。

    私が見た時も最前列はズラリと男性陣が陣取っていましたが、これから見る男性は、ぜひ最前列に座るべきだと思います。

    ネタバレBOX

    石原さとみちゃんと大林素子さんの大塚歌劇団、振付が良かったですね。
    他にも、歌はともかく(本当にしつこくゴメン)、バックダンスの振付が良かった場面ありました。
    キャストと役名を書いたものが無かったので、初見の私は、役者さんの名前がわからないのが残念でした。特に雪路役のさとみちゃん(←違う)可愛かったので、またどこかで観たいものです。

    名前と顔がわかるのは、最初から知っていたβさんと、アフターイベントでのバナナの喰いっぷりが良かったボブ美さん。(しゃべりながらも全部食べていましたよね)
    ボブ美さんの歌舞伎の睨みの様な表情、劇中で堪能しました。これで今年は風邪引かないですむ。といいな。
  • 独特な雰囲気
    役者さんは上手い人が揃っている。特に身体のさばき方が上手い。
    だが、脚本はやや弱く、役者さんの個人技勝負になっていた部分もある。
    下ネタが多かったのも少し安易だったかも知れない。
    全体的な評価としては、独特な雰囲気があり、観ていて飽きないミュージカル、となるだろう。

  • 満足度★★★

    コメディーミュージカル
    初めてミュージカルを観劇しました!
    スッゴいコメディーで役者さんたちを身近に感じることができました。
    面白かったです!この劇は私にとって初めてが多いといいますか...最初から最後まで口があんぐり状態でした

  • 満足度★★★★★

    ネホリーとハホリー☆
    (^0^)/
    面白かったです。
    知的で高尚な笑いから、
    お下品な笑いまである、
    コメディ・ミュージカル♪
    アデル、高峰三枝子、
    高峰秀子、椎名林檎を
    押さえておくと最強な面白さです☆
    この面白さ、このクオリティで、2800円とは素晴らしいです♪
    観劇日記をブロブに書きました。

  • 満足度★★★★

    笑える
     轟 もよ子が袖に居る時でもキチンと演技していたのが、印象的だ。彼女が豚デレラ役なのだが、シンデレラと同じで苛められ役なので、隅っこに追いやられるシーンが結構あるのだ。そこで、豚デレラの役回りとしては、人生の寂しさ、哀しさ、辛さなどの表現が隅っこで演じられ、母、姉達の華やいだ姿が対比される寸法だ。物語の転換点では、天才ミュージッシャン役を演ずる女優が、碇の役割を果たして全体の重心になっている。基本的に主人公と天才ミュージッシャン以外は、どこかズッコケているので、全体のバランスをこうしてとっていると観た。中々渋い演出である。役者陣のはっちゃけ方も楽しい。父親の○的趣味も捻りになっている。

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