満足度★★★★★
二人芝居堪能
下北沢劇場。演劇の街。大好きな街だ。松永さん、松尾さんの演劇ユニットπ・π・・・・。作演出はこれまた大好きな脚本家きたむらけんじさんだ。
時は、昭和60年代、新宿ゴールデン街。一筋縄ではいかない大人の物語。
松永さんのいい女っぷりに心揺れ、松尾さんの演技にも引き込まれた。
劇場の『あの柱』も効果的に芝居に溶け込む。マーブルの意味がようやく分かり劇場を出ると、非日常から日常へ静かに時間が流れた。
満足度★★
なかなかないテーマ
東京都写真美術館の展示でときおりその作品を観ることが
できる写真家、「渡辺克己」をモデルに、新宿ゴールデン街を
舞台にした演劇。なかなかないテーマを扱っており、その点、
勇気があるなと思いました。それだけに、ラストの展開は、
もう少しなんとかなったのでは、と残念に思えます。