満足度★★★
戦時下の雰囲気が・・・・・
役者さんたちは言葉がはっきりしててとても聞きやすかったのですが、
日中戦争時下が大前提でその雰囲気の中での節約料理なのに、配給を支給するしないの厚生省の役人の意地悪さばかりが目だってしまったのが、残念!
満足度★★★
無難にまとめてます
オーソドックスで割としっかりした作りのお芝居でしたが、演出・演技がクラシカルで、古臭さを感じさせます。物語の舞台が1939年だからあえてそうしたのか、この劇団のカラーなのかは、これ一本では判断できません。
小劇場の芝居ではなく、おそらくもっと大きな劇場を想定しての芝居だったのかと思われます。わかりやすい芝居ではありますが、無難にまとめてしまって、どこに力点を置きたかったのかはよくわからなかったです。
満足度★★★
もう少しメリハリを
戦争に勝つために台所の改革が行われ節約料理を考える教室があったなんて考えてもみませんでした。戦争はいろんなことを無理やりこじつけていくのですね。テーマは面白く、暗転により場面の切り替えもうまくできているとおもいました。ただ、役者さんたちの演技力不足でしょうか、全体にスパイスが効いていなかったように思います。もう少しメリハリのある芝居に仕上がったらもっと面白かろうと思います。
満足度★★★★★
総動員体制へのコミカルな分析
日中戦争下の料理教室の人間模様を通じて、総動員システムをジェンダー視点から切り刻んでゆで上げた一品でした。コミカルなだけに、一層、これから、この愛すべき登場人物たちが経験することになる極限の戦争(と食糧事情)を考えさせられ、戦慄させられます。
満足度★★★★
料理のありかたを再考させてくれる舞台作品
食料が配給制になる直前の、家庭では料理は女性が行うものという時代の料理をめぐるお話で、料理に対する姿勢や考え方がそれぞれ異なる登場人物たちがうまく描かれていたように思います。
また、はっきりとした場面転換の時はきちっと暗転して音楽でつなぎ、ちょっと場面を変える時は軽く照明を落としすぐつけるといった演出も話の展開の流れをスムーズにしていて効果的だったと思います。
満足度★★★★★
良かった
とても言葉がわかりやすく、丁寧なお芝居でした。
演者のみなさん、役にはまっていました。
昭和の世界にタイムスリップしたようでした。
戦時下というと、さつまいも、すいとんのイメージでしたので、
出てくる料理の数々が興味深かったです。
すてきなお芝居でした。