満足度★★★★
良く組み立てられてはいるけれど
置かれたいくつかの物語がぼやけずにくっきりと描き出されているし、
その顛末もよく束ねられていたと思います。
一方で、もっと膨らんでもよいかなぁという余白を感じる部分もありました。
満足度★★★
ストレートでした
あのふたりがすれ違った時、男のほうは気づかずに行ってしまったんだけど、女のほうは、ふと振り返って「ん?」みたいな顔になる。
あのとき何かが起こるのかなって思ったけど、何も起こらず。
あれ?なんとなくいい感じ。とは思ったけど。
何もおこらなかったので、がっかりしたような。でもやっぱりあれでいいような。あのときの不思議な感じが面白かったです。
わし、泣く演技ってのがダメなんですよねえ。個人的に、きっとなんか、トラウマみたいなものがあるのかも。だから、最後のシーンとか、あーあ、泣いちゃってるよ、とか思ってしまってね。ちょっと。なんというか。あれです。
泣かなくてもいいんじゃないの?
満足度★★★
雨の東京駅を舞台に
雨の東京駅を舞台にいくつかの話が交錯して楽しめました。舞台装置もしっかりと時間をかけてうまく作られていました。構成は面白いのですが、ストーリーにインパクトが足りない感じがします。その為、前半飽きを感じました。
タクシーの乗客役の声が聞き取りにくいのが残念でした。
満足度★★★★★
ミチテラス
映画「クラッシュ」テイストのお芝居。 幾つか話が、同時進行しながら微妙に繋がったり交差したりして、わざとらしく無い丁度いい感じでまとめていて良かった。決して長い時間じゃ無いのに、色んな話が過去もま混じえて詰め込まれているのに、スムーズに観ていられるのは良く出来た作品なんだと思う。 東京駅と言えば、一昨年のクリスマスイルミネーション。開催日程が短く、開催時間も短く、交通規制もせず、オペレーションがデタラメで、それで見に行った日に、人が多過ぎて危険の為中止するという、(♯`∧´) ミチテラス実行委員会、恨みは忘れないぞ!(失礼、芝居とは関係無いです。)
満足度★★★★
東京駅は結構面白い場所なのだ
東京駅という漠とした空間を、カフェ、インフォメイション、忘れ物預かり、タクシーなどと其処で働く人々と客、仲間同士の会話等で埋め、タウン誌編集者、何でも屋、電車に乗らない乗客、矢鱈に喧嘩するカップル、駅員、待っている女等、様々に特徴のある登場人物を巧みに配し、細かい所まで配慮した演出でヴィヴィッドに造形している。役者陣の丁寧な演技が、演出の意図をキチンと汲み取って自然な演技に仕上げているのも良い。
満足度★★★★
東京砂漠!
東京駅を舞台に、輝く者の象徴(太陽)と照らされて光る月(三日月)を例えとした多種の人間模様を描いている。
生きることには全て意味がある。そして人への思いやりが自分の意図するものと違った形で相手に伝わることもある。、そんな思いを切なく表現していた。
満足度★★★★★
無題1025(14-064)
19:30回(晴、頭上高く、今夜は三日月)。19:00受付...(「Island」の津金さんが受付していらしたのでビックリ)、開場。「八幡山」から「東京駅」へ場所を移しても人の繋がりを描く巧さに変わりはありませんでした。内容は「Story」の通り、2階建ての舞台、1階右「カフェ」、左「インフォメーション窓口」、2階「東京駅、5番線ホーム」。
19:22前説①(言葉遣いがとても柔らかく好印象、105分)、19:34前説②(佐渡さんですが、今夜はユニフォーム姿ではありませんでした)、上演中のスマホなどの明りがどういうものか実際に暗転させ実演、そのまま開演~21:22終演。
夢を抱き、希望を胸に東京へ来る者、巨大な街に飲み込まれまいと帰る決心をする者、生きる意味を問う者、降る雨のせいか幸せを感じることができない男と女、ベンチに置き忘れた傘、シーンによって照明を変え、見えるか見えないかというぎりぎりの部分に静かに佇む女は何を想う。
商店街のみなさんが、また違った面を見せてくれました。カフェ、インフォメーション窓口で語られる(接客)セリフがリアルで絶妙、ワイパーや雑談のSE、ホームのアナウンスは本物そのもの。不器用な男女を描いた秀作。終演後台本を購入。
満足度★★★★★
良かったよ
最近、とにかく大声の大げさな演技舞台に辟易していた所だったので、今日この作品に出会えて幸せでした!
皆さん自然で、さりげなく、ストーリーにはメッセージ性もあり、すごくステキな時間を過ごせました。ホント良かった~。ピアスのお兄さん、こんな人に出会いたいなって思いました。舞台終了後みんなの列の後ろで小さくなっていたのが(配役とギャップがあり)またキュートでした。どの演技者も自然なのが良かったです。アンケート、ペンが無くて書けなかった。すみません。ところでタクシーの運転手さん、おいくつ?良い味出てました。